京浜急行電鉄は、三菱重工グループの三菱重工交通機器エンジニアリングが開発を進めてきた「マルチドア対応ホームドア」の実証実験を2016年秋頃から久里浜線三浦海岸駅において実施すると発表した。

これまで課題であったドア数やドア位置などが異なる車両が運行する路線に対応するものとして開発を進めているもので「地上完結型連携システム」を採用。車掌がホームドア側の操作をすることなく自動でホームドアの開閉が行われ,車掌の作業が車両のドア開閉作業のみとなる。

今回の実証実験は、三菱重工交通機器エンジニアリングが国土交通省鉄道局の鉄道技術開発費補助金の支援を受けて行われるもので安全性や耐久性、「地上完結型連携システム」の安定性について検証を行う。

実証実験は2016年秋頃から1年間、下りホームの最後部1両分で実施する。

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情報提供元: Ex-Train