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軽ハイトワゴンのパイオニア、タントが4世代目にフルモデルチェンジされた。新型はDNGAと呼ばれる、ダイハツ新世代のクルマ作り第1弾となるため、車体の基礎となるプラットフォームやパワートレーンといった主要部分が新しくなった。
新開発されたプラットフォームはサスペンションアレンジを最優先して設計されているため、ハンドリングを大幅に改善。エンジンも燃焼効率の向上が図られ、ベルト+ギア駆動が可能な新開発CVTが組み合わされているので、加速性能を大幅に向上させている。
外観デザインは標準のタントではファミリーカーのテイストを抑えて、スマートに見えるフロントマスクを採用。カスタムも、あえて押し出し感を封印することで上質な雰囲気に仕上げている。インテリアは視界の良さや操作性を重視してデザインされ、初心者から高齢者まで扱いやすくなっている。
パッケージングはタントの特徴でもある、左側の前後ドアを開くとピラーレスの大開口部が現れるミラクルオープンドアを踏襲しながら、運転席に最大540㎜のロングスライド機能を採用することで、楽に車内移動ができるようになった。
安全装備のスマートアシストには、全車速域対応のアダプティブクルーズコントロールや、レーンキープコントロールなどの装備が付く、スマートアシストプラスが追加される。
新型タントは走りの性能を中心に、安全装備や使い勝手など、全性能が飛躍的に進化している。
骨格を成すプラットフォームは、トヨタのTNGAのダイハツ版といえるDNGAへ刷新。乗り心地優先で、エンジンやサスペンション、着座位置などの設計思想を共通化させた新技術。エンジンやCVTなどのパワートレーンだけでなく、ボディ強度や安全性も進化させつつ、骨格全体を40㎏も軽量化した。ポテンシャルが大幅改善された次世代ベースアップ技術だ。
グレード=X
グレード=CUSTOM RS
問:ダイハツお客様コールセンター 0800-500-0182
https://www.daihatsu.co.jp
スタイルワゴン2019年8月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]