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フロントスポイラー
構造により対象範囲は異なるものの、真っ先に手に入れたいエアロパーツの要。構造別に大きく3種類あり、フロントだけのメーカーもある。素材はFRPとABSが主流。
サイドステップ
前後スポイラーとのボディラインを整えるのがサイドステップだ。グレードによりドアパネルが付くため、対応可否を必ず確認。ボディ側とドア側の2通りの固定法がある。
リアスポイラー
ディフューザーと呼ぶ、底面から立ち上がるような攻撃的デザインが人気。フロント同様、LEDスポットランプを併用する場合も一部にあり。バンパーとハーフタイプが主流。
バンパースポイラー
純正バンパーと“取り換える”交換型。デザイン性を強く主張できる個性派やグリル一体型が多い。基本的にグレードを問わずに装着できる。写真は別体リップ併用例。
ハーフスポイラー
バンパーを取りはずさず、純正先に“被せる”覆う型。ダクト付きなど、個性派も多い。フォグまわりまで被せ、バンパー並の効果を追求した、ビッグハーフと呼ぶ異色派もあり。
リップ/フラップスポイラー
純正バンパーへ“底付けする”追加型。リップをハーフ、ハーフをリップ、またはアンダー、さらにフラップと呼ぶなど、メーカーで認識差がある。エアロ専用のリップもある。
フロントグリル
交換型と被せ型の2種類。ミリ波レーダーの衝突回避系やソナー付き車は、対応品を選ばないと純正の機能が活かせない。
リアウイング
純正でウイングが付く30系。側面のメッキがボディ側から連動するため、それを活かしたデザインのリアウイングが主流。
スポットライト
フォグランプは基本純正流用だが、前後スポイラーにあるLED等は、エアロに付属する場合もあれば、別売りの場合も。大きさにも注視。
対応はアル&ヴェルの車種間はもちろん、グレードで異なる。標準とエアログレードは、ハーフの場合それぞれ専用。サイドとリアはアル&ヴェルで共通。バンパーは標準&エアログレード不問で共用とされるが、例外もあり。後期は前期とサイド&リアが共通とされる。
エアロは塗装が必須。「未塗装」の素地と、「塗装済み」の2種類あるが、塗装済みといっても純正全色に対応しているとは限らない。リアルカーボンは塗装不要と誤解されがちだが、紫外線劣化を防ぐクリア塗装は必須。クリア塗装済みか否かは、必ず確認したい。
パーツ代以外にも様々な費用がかかるエアロ。その内訳を確認。送料の見落としに注意したい。
エアロ本体代+オプション代+送料+塗装・取付代+(純正部品処分代)=総額
(スタイルRV Vol.128 トヨタ ヴェルファイア&アルファード No.10)