ひねったようなスポークに見惚れる
VERSUS/STRATAGIA Salvatore
ベルサス/ストラテジーア サルヴァトーレ
前作、トリアイナでベルサスが確立した革新構造、フローティングエッジ。これはリム外周部を加工することでスポークエンドを浮き上がらせ、圧倒的な大口径感を備えた進化形リムオーバーデザインを実現する手法だ。そんなフローティングエッジを採用した第2弾モデルが、早くも発表された。それがこのサルヴァトーレ。スポーティな2×5スポークをメカニカルな雰囲気で並べた、躍動感あふれるアグレッシブな1ピースだ。
しかもこのサルヴァトーレにはもうひとつ、革新の仕掛けも施される。ダイヤモンドカット/サイドブラックマイカ+マシニングに注目。この色のスポークサイドは、丸い刃先を使用したオーガニックなマシニング処理となっていて、またスポークの股はサイドとは異なる刃物によるマシニング加工、スポーク表面にはサイドとリンクする旋盤でのダイヤカットが加えられる。つまり、同じ切削処理でも趣が異なる3種が同居。その趣の違いで、かつてない3D感を生み出すことに成功しているのだ。
レイズの最先端技術、A・M・Tも採用。新オーナメントにも注目だ。
デモカーが装着しているのはマシニング面が見る角度によって様々に表情を変えるダイヤモンドカット/サイドブラックマイカ+マシニング。手前はスポークサイド&リムを塗装で仕上げたダイヤモンドカット/サイドダークシャイニングシルバーだ。
サルヴァトーレには新たなシンボルマークを描いた新センターキャップも採用。高さは控えめ、ハイインセット車も好相性。
【SPECIFICATION】
SIZE:21×9.0J+38
TIRE:ヨコハマ・アドバンスポーツ(245/35-21)
COLOR:ダイヤモンドカット/サイドブラックマイカ+マシニング
3次元マシニングの核となるのが、このスポークサイドの処理。丸い刃先を用いたオーガニックなマシニングで、開口部が強調されるため、足長感もグッと増す。
スポークの股部分にはサイドとは異なる刃先を用い、深く食い込むような造形に。異なる反射面が生まれるためコントラストが明確となり、立体感が際立つ。
レイズの最新特許技術、A.M.Tも採用。美しいロゴマシニングも必見だ。
ディスクが浮き上がるフローティングエッジ。大口径感も、破格。
Special Thanks
サンヤード・アルファード(30系後期)
ロジャムIRTジェニックのエアロをまとったサンヤードのアルファード。スピンドルの高級感ある装いにも、サルヴァトーレは好適。
サンヤード 072-653-0633 http://www.sunyard.jp
【SPECIFICATION】
SIZE |
H/PCD |
PRICE |
---|
19×8.5J |
5/112、5/114.3、5/120 |
5万1000円 |
20×8.5J |
5/112、5/114.3、5/120 |
5万9000円 |
21×9.0J |
5/112、5/114.3、5/120 |
6万7000円 |
●カラー:ダイヤモンドカット/サイドダークシャイニングシルバー、ダイヤモンドカット/サイドブラックマイカ+マシニング(5000円UP)
問:レイズユーザーダイヤル 06-6787-0019
https://www.rayswheels.co.jp
スタイルワゴン2019年3月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]
情報提供元: ドレナビ