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JB64ジムニー
「オフロードを攻める人はもちろんですが、オーナーの中には街乗りが中心という方も多いはず」というのが、HKSの新型ジムニーに対する評価。そのため、開発パーツはやはり「走り」にこだわったものが中心。そもそも新型ジムニーはターボ車でも車体が非常に重く、極端に言えば街中でのフィーリングはもっさりしているという印象をぬぐいきれない。だからこそのチューニングパーツなのだ。第一弾となるリリースパーツはマフラーとブーストコントローラー。それぞれがトルクやパワーをアップさせることでシティユースでの運転のしやすさがアップし、心地よいドライブフィーリングを支えてくれる。また、取り付けに際し加工が必要ない点もメリット。「ちょっとつけて見ようかな」なんて気軽に取り入れられる敷居の低さを持っている。とはいえ、そこは押しも押されもせぬ老舗メーカーの自信作。性能は折り紙付きだ。 またマフラーに関しては、走行性能と同時にお腹の底に響くようなサウンドが魅力だ。純正とは全く違う低く太い音質は運転していてもはっきりと聞こえるほど。ゆえに満足感が強いのが特徴。もちろん車検はそのままでも通すことができる。さらに東京オートサロンに向けて
走りを変えるパーツを続々開発中のHKS。街中でもオフロードでも「楽しい走り」を望むのなら、そのパーツはファーストチョイスと言って良いだろう。
SUPER TURBO MUFFLER
●価格:7万5000円(税別)
●出口形状:90φ真円カール
●パイプ径:50.8φ
中間パイプからサイレンサー・出口部分までがセットとなったスーパーターボマフラー。車検に通る静かな排気音を絶対条件としながら、低めで太いサウンドを実現。これはHKS独自の「音量を抑えても音質のチューニングで満足感の強いサウンドを生み出す技術」の賜物。また同時に、パイプを絞らずにストレート構造を可能としてくれるため、パワフルな走りももたらしてくれる。アクセルを踏み込んだ際のフィーリングが、確実に純正とは違うことに気づくだろう。街乗りでもオフロードでも、ぜひ選んで欲しいジムニー用マフラーだ。
サイレンサーから出口までのリアピースのみのマフラー(リーガル 3万5000円:税別)もあり。手軽に装着できるのがメリットだ。
サイレンサーの側面に貼られたJQRロゴとシリアルナンバーが入ったプレート。これが新基準対応の車検に通る証だ。
マフラーの出口には内部にスリットが刻まれている。これにより、排気音は静かに、しかし心震える良い音へと変化を遂げる。
Power Editer
●価格:3万5000円(税別)
●対応:5MT用
純正の持っている加給圧を活かしてブーストを上げてくれる高性能なブーストコントローラーが、このパワーエディター。純正の圧力センサーに噛ませるだけなので、とっても手軽にチューニングが楽しめるパーツだ。トルク・出力のピーク値はもちろんだが、それ以上に低回転域から高回転域に到るまで全体的に性能が増すのが最大の長所。安定して走行性能がアップし、運転のしやすさと楽しさが一気にアップする。なお、搭載されるデータは新型ジムニーのMT車のものだが、ホームページからダウンロードできる専用ソフトで独自の変更も可能だ。
オフロードよりも街中での走行を想定したサスペンション。少しだけローダウンさせることで、安定感のある走りを実現させてくれる。
注目の開発中アイテム
Suspensionサスペンション
オフロードよりも街中での走行を想定したサスペンション。少しだけローダウンさせることで、安定感のある走りを実現させてくれる。
Air Intakeエアインテーク
吸気性能を上げてくれるエアインテーク。鮮やかな赤色をしたキノコ型のフィルターが、変えたことをアピール。性能。見た目ともに満足感十分。
Blow-off Valveブルーオフバルブ
ターボ車のチューニングには欠かせないブローオフバルブも開発中。なお、エアインテーク・サスペンションともに発表はオートサロンを予定。
問HKS https://www.hks-power.co.jp
SAN-EI MOOK 新型ジムニー&ジムニーシエラカスタマイズのすべて 2018.12.26発売より
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