【連載|SWドレナビ的クルマinfo.004】

実はよく見ると汚れている。ハンドルはまめに掃除しよう!


車を運転する人は必ず触れるハンドル、ステアリングとも言うが。洗車はしてもハンドル周りはタオルで拭く程度という人も多いかもしれない。

一見すると綺麗に見えるけど実は……必ず触れるところだからきれいにしておきたい。


実は結構汚れているハンドル周り





普通にしているとハンドルは汚れているように見えにくい。普段触っているところでもあるし、ハンドルを触ったからといって手が汚れるといったことがあるような状態の車も少ないであろう。けれども、実は結構汚れているということが多い。必ず触れるところなので手垢や油汚れなどが蓄積されていることもしばしば。ハンドル周りは黒系の色が多くパッと見た目は汚れは目立ちにくいが、白色系のハンドルカバーを装着している人なら使い込んでいくうちに汚れてくるのがよく分かるかもしれない。


どうやって掃除する?





見た目は大丈夫でも汚れているかもしれないハンドルは、どうやって掃除すればよいのか?清掃に入る前にハンドルカバーを装着している場合は一度取り外してみよう。カバーとハンドルの

間に埃などが溜まっていることも多いのでこの際に掃除できる。まずはシンプルに水分を少し含んだタオルなどで水拭きする。カンタンな汚れはこれで落とせる。拭き上げ後のタオルを見てみれば、とてつもないくらい汚れていること分かるだろう。

次に溶剤などを使用して少し本格的に清掃していく。但し溶剤を使用する場合にはハンドルの素材に応じて使用する必要がある。例えば本革を使用している場合やウッドハンドルなどはその素材に応じた溶剤を使用しよう。

一般的なハンドルの場合は、少し薄めた中性洗剤を使用し清掃していくといい。汚れが浮き出てきたら、拭きとってその後に溶剤が残らないように水分を含んだタオルなどで拭き、最後は乾拭きする。


細かい隙間も丁寧に




ハンドル周りには細かな凸凹も多い。例えばエンブレムやホーンボタン付近などには細かい隙間も。そういったところでは歯ブラシや爪楊枝などを使えば便利。タオルで拭くだけでは落としきれない細かなところの埃や汚れも、こういった小物をを使って丁寧に掃除してやれば、仕上がりに差が出てくる。


最終仕上げ!



細部に至るまで掃除できたら最後の仕上げ。特に溶剤を使用した場合は溶剤残りが無いように綺麗に拭き取りし、乾拭きして完了でもOKなのだが、仕上げに保護剤のようなものを使用しても良い。保護剤を使用することで艶が出てより綺麗になるし紫外線劣化防止の効果も得られる。但し使用する量によってはテカテカになりすぎたり、ヌルヌル、スベスベで運転しにくくなってしまうので適量だけ使用しよう。

常に触れるところだし、常に目にも入るハンドル。綺麗になれば運転も楽しくなるかも? この機会に一度綺麗にしてみてはいかが?


[Text by 藤本壮啓 スタイルワゴン・ドレスアップナビ]



情報提供元: ドレナビ
記事名:「 ハンドルってすんごい汚れてるの知ってますか? 日々のお手入れが重要! ステアリング洗車テクニック【連載|SWドレナビ的クルマinfo.004】