- 週間ランキング
昨日より開催されている東京オートサロン2019。今日もすでに会場内はものすごい人だらけ! 毎年ながらクルマ好きのカスタム熱の凄さを感じさせる光景だ。今日、明日はどのブースも最新デモカーや新作パーツを見ようとごった返すこと間違いなしだが、その中でもぜひ見て頂きたいクルマを編集部がチェック!ぜひ来場時のご参考に!
NATS/RX-8&JIMNY SIERRA
ナッツ/RX-8&ジムニーシエラ
昨年はSUV部門で最優秀賞を獲得した20系ヴェルファイア改のアゲ系ピックアップトラックなどを出展していたNATS(日本自動車大学校)。毎年学生達が考える斬新なアイデアを盛り込んだショーカーが並んでいるが、近年はその目新しいアイデアに加え、作り込みの技術が上がっているようにも思える。今年もこれまた楽しげなクルマが並んでいるので、その一部を紹介しよう。
NATS RX-STANCE
1代目はマツダ・RX-8をベースにした強烈ワイドボディのスタンスカスタム。「RX-8をベースに新しいRXシリーズを…」をコンセプトに、独創的なエアロシルエット、今どきのマツダ系フェイスなどをフル加工でプラス。RX-8というと一世代前の顔つきだが、共通化された今どきのマツダフェイスを手に入れたRX-8は意外にも自然。そしてスタンスというからには、やはりカスタム。後付け風のオーバーフェンダーに、ノスタルジックなSSRのフォーミュラエアロメッシュ、エアフォースジャパンのエアサスによるベタ落ちときっちりと押さえるべきメニューをやりきっている。スタンス系イベントに今すぐ出ていてもおかしくない仕上がりだ。
NATS JIMNY ADVENTURE
話題沸騰の新型ジムニーシエラをベースに、抜群のアゲ系フォルムを完成させたナッツ ジムニーアドベンチャー。現行車、しかも出たばかりの話題の1台をベース車に使っちゃうところなど、NATSの勢いを感じさせる。シエラはリフトアップをしただけではなく、ドアを取っ払ったり、ルーフを切ったりと、ワイルド感満載。このまま山に持って行きたいと思ってしまう完成度だ。さらに注目なのは、そのシエラが引っ張るオフ系仕上げのトレーラー。ベースは船などを載せて牽引するボートトレーラーとのことで、その上に箱をワンオフ作成。ボディの仕上げは手作業による研磨でヘアラインに。いやはや驚きです。NATS日本車大学校ブースは、中ホール4。この2台以外にも様々な斬新カスタムが施されたクルマが並んでいるので、ぜひブースに行ってみよう。