アゲ系入門に最適のメニューも用意！ トヨタ・ハイエースのビッグボディの迫力感をさらにアップ｜スリーピース

ハイエースのムーブメントをリードしている愛知県のプロショップ「スリーピース」。ココ最近、ちょいアゲ系のオーダーが増えてきたことを受けて、これからアゲ系を始めたい人へのプランを提案中。ここではその代表的なメイクを施した2台をクローズアップ。

4型ファインテックツアラーは、ショック＋リーフ＋トーションバーの3点交換で2インチアップ。前後スプリングも一緒に交換することで、走り性能を加味したメニューとなっている。リフトアップ時にどうしても強くなってしまうロール感は、高速走行時の安定性も損なう傾向にあるが、ある程度踏ん張りが効く、そんな足まわりに仕上げているのだ

3型バンDXは、減衰力調整機能付きのショックに2段階調整シャックルをセットした内容。パーツ代的にも比較的リーズナブルにおさえながらも2インチアップを実現している。走行性の部分は減衰力調整でユーザーの好みの足にセッティングを施している。どちらもココから＋αのサスペンションチューンをおこなうことで、さらに煮詰めてより良い足に近づけることが可能とのことだ。

元々、ローダウンをしても乗り心地をあまり損なわず走りのパフォーマンスを低下させないセッティングを得意としているスリーピースなだけに、ちょいアゲ系でもそのノウハウを活かしたカスタムで満足させてくれるハズだ。

スリーピース　桜井さん

乗り心地や走行性を犠牲にしないローダウンが得意のスリーピース。昨年頃からアップ系のオーダーが増えてきたということで、そのノウハウを活かしユーザーの使い方に合わせたアゲセッティングを提案中。

4 型ファインテックツラー

OWNER　坂田隆司さん

ワイドボディ／スーパーロング／ハイルーフのグランドキャビン・ファインテックツアラー。ハイエース最大サイズのビッグボディが2インチアップリーフで迫力感を増幅。

アウトドアシーンでの使用が多いということで2インチのリフトアップで使い勝手を向上。テールレンズはダズフェローズの流れるウインカー内蔵モデルに交換



エセックスENCBの16インチとBFグッドリッチのオールテレーン、さらにCRSのオバフェンで足元のクロカン感を演出



高照度、タフネスさがウリのIPF 製LEDライトバーをセットアップ。林道などで大活躍する



CRSのオバフェンはダミービレット、そしてあえてボディカラーと違うブラックカラーでその存在感を主張している



アゲハイエースが活躍するステージを求めてロングドライブすることも多い。シートはホールド性の高いブリッドのセミバケで運転の疲れを軽減

ショック＋リーフ＋トーションバー 予算約25 万円

2インチリフトアップはスタイル性だけでなく走りの性能も考えてセッティング。2インチアップの1BOXネットワーク・コンフォートリーフ、ランチョのダンパー、ゲンブのトーションバーを装着している。リフトアップ車の弱点であるロールをある程度制御して、安定性を高めている。

1 型バンDX

ＯＷＮＥＲ　榊原友洋さん

ベースは1型だが4型フェイスにチェンジしコプラスヘッドライトを装着。4型顔面移植もスリーピースの十八番技のひとつ。

榊原さんのハイエースはシャックル変更で2インチアップを実現。アゲ系入門にもピッタリのメニュー、比較的低予算でできるのもポイントだ



レイズのデイトナ16インチにオールテレーンタイヤ、オバフェンは艶消しブラックでスパルタンさを演出

ショック＋シャックル予算約15万円



ショックは減衰力調整式機能付き88ハウスに交換。リフトアップにも対応したモデルだ



リンエイの2段調整シャックルで2インチアップを実現。フロント側はトーションバーを締めてセッティング

SHOP

スリーピース

数多くのハイエースをプロデュースをしているスリーピース。お得な中古＆新車コンプリートカープランなども用意。乗り心地を犠牲にしない足まわりセッティングを求め、全国からユーザーが訪れる頼りになるプロショップだ。

センターコンソール前にセットするオシャレなテーブル。コースターは全6色から選択可能。価格は1万円。



シンプルなデザインと高級感のある肌触りが特徴のオリジナルフロアマット。1列分1万4800円～。

（スタイルRV Vol.130 トヨタ・ハイエース No.26　2018年4月）