昔のグリルといえば


今回はグリル編


クルマについているパーツも時代とともに変化する。

今と昔では同じパーツでも形が大きく変わったりしているものもある。



グリルといえば左右のヘッドライトの間にあるパーツ。

一昔前のグリルといえばそれ自体が独立したパーツになっていることが多く、外装パーツの中でも、取り外せばバンパーやサイドステップといった部品より小ぶりで、加工などもしやすいことから、DIYでのドレスアップ箇所として最適なところでもあった。


流行ったドレスアップやカスタムとしては、グリルのメッキ部分をブラックアウトしたり、中をくりぬいてメッシュを入れてGTグリルのようにしたりといったもの。

他車種の流用などもふくめて、ドレスアップのポイントとしてもフロントイメージをかえるのにもってこいののセクションだけに、エアロメーカーからも多くのパーツが出ていた。


現行のグリルって?



最近のクルマのグリルはどうなっているだろうか? グリルもクルマによって様々だが、最近のクルマで多いのがフロントバンパーと一体化されているパターン。

昔のように単体のパーツではなくバンパーとセットになったり、容易にグリルだけが取り外せるような状態になっていないものが多くなっている

。クルマの形状が変わってきたことからヘッドライトの形状なども大きく変化してきているので、それに伴ってグリルの形が変わってきているところも大きい。


アフターパーツやカスタム内容も変化



パーツ自体の形状の変化でアフターパーツも形状的に変化している。

昔は、グリル単体で取り外せたりすることで、グリルそのものが入れ替えで装着できるアフターパーツとして存在しているケースが多かった。

が、現行のクルマのようにバンパーと一体化されてきたことでグリル部分をカバーするように装着するドレスアップパーツなども増えてきている。

また、クルマによってはフロントカメラや追突防止レーダーなどの機能が装着されているケースもあるため、それらの機能を生かしながらのカスタムになる。

このため昔のようにDIYで手軽にといったドレスアップやカスタムが難しいポイントになってきている。


(フジモン)



情報提供元: ドレナビ
記事名:「 今ほど大きくなかったんだぜ! パーツ今昔物語 グリル編|フジモンのクルマ生活豆知識 141