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発売当初、ハイブリッドカーのOBDⅡコネクターに差し込むだけで、車両のアクセルスロットル開度を制御するシステムに介入。レスポンスを上げ、もたつきのない走りを実現したり、エコ走行をアシストしたりが人気の次世代スロットルコントローラーユニット、エコグライダー。以来、SNSなどの口コミで大ヒットを飛ばしているアイテムだが、最近の新型車の特性上、OBDⅡへの介入が難しく、車両のネットワークシステムであるCAN(ControllerArea Network)接続で対応。ターボ車用には、このAN接続で実現した専用スロコン「CANスロ」を新設定。C‐HRの両エンジンでイーコンセプトのハイテクスロコンを楽しめるようになった。
機能はエコグライダーで人気だったものはそのまま継承し、ターボ車用にブーストメーター表示やブーストアップで走りを強化できる追加アイテム「パーワーブースト」に対応。ターボエンジンの持つ本来のポテンシャルを引き出し、スポーツカーのような走りを体感できるようになるぞ。
コンパクトボディなので邪魔にならないトコロにスマートに装着可能。デモカーはスタータースイッチ横のスペースに装着している。
エコグライダーもCANスロも、アクセルスロットルの制御で、スポーツモード、エコモード、ストリートモード、ノーマルの4つのモードを搭載。ボタンひとつで変更可能だ。純正機能(PWR /ノーマル/ ECO)と連動してスロコンレベルの調整も可能。ECOモード時は、EC2スノーモードの選択もできる。
各種設定などの操作がわかりづらく使いづらいスロコンもあるが、エコグライダー&CANスロは簡単なのでビギナーにも使いやすい。
オプションで追加できる「勝手にEV」を付けるとブレーキホールドを自動ONできる機能も付く。
純正オートクルーズ機能をより使いやすくするための機能も搭載。純正のクルコンレバーで操作できるのもうれしい。
時速20km/hでドアを自動でロック。シフトをPポジションに入れると自動
でアンロックする地味だけどあると便利な機能も。
取り付けは別売りのアクセルハーネスキットを使い車両側とカプラーオンで接続できる。
大人気スロコンは常に進化を続ける
レーダー追従クルーズ対応のV4も間もなく!
エコグライダー最大の特徴は、ハイブリッドカー特有の燃費アップ走行「グライダー走行」をアシストする機能が付いていること。装着後に燃費が良くなったという口コミがSNSなどで多数上げられている。また純正スポーツモード+エコグライダーのスポーツモードで排気量がアップしたエンジンに載せ換えたと思うほどの力強い走りも実現できる。現在発売中なのはバージョン3で、近日中にレーダー追従クルーズなどに対応したバージョン4にアップグレード予定。
■価格:2 万4800 円
(アクセルハーネス 3980円)
(勝手にEV 9980 円)
■対応:ハイブリッド車
ターボ車専用チューンのスロコンが新登場
車両を制御しているCANを完全掌握!
ターボ車専用スロコンとして新開発されたCANスロ。ハイブリッド車ではないのでグライダー走行機能はないが、純正走行モードと連動した4つのモードをスイッチひとつで変更可能。本体中央の液晶にはリアルタイムでブースト圧を表示することができる。さらにこちらも新製品のパワーブーストとの併用で、ターボ車の走りを大幅に強化できる。
■価格:近日発売予定
■対応:ターボ車
CANスロと合わせて使いたい
ブーコンも間もなくリリース
ターボエンジンのブースト圧をコントロールすることで、よりターボフルな走りを実現できるユニット。CANスロと同時装着でその効果をさらに高める。ブーストデータをCANスロに表示することもできる。CANスロ同様、カプラーオン接続でセットアップ。
■価格:近日発売予定
■対応:ターボ車
4モードのスロコン
純正のドライブモードに連動して、スロコンのレベルを調整できる。ECOモード時には「CE2(スノーモード)」の選択も可能。各モード、しっかり走りの違いがわかるので楽しい。
トヨタセーフティセンス対応
クルーズコントロール中に、トヨタセーフティセンスの自動ブレーキが作動すると、クルーズコントロールが即時解除する。最新運転サポートにも対応。
「勝手にホールド」対応
オプションでプラスできる便利機能「勝手にホールド」に対応(エコライダーは「勝手にEV」を装着することで「勝手にホールド」機能も付く)。純正オートブレーキ機能を自動オンにできる。面倒なスイッチ操作とオサラバ。
CAN&PWRハーネスで接続
CANの配線にカプラーオンで接続するので、接触不良などの誤作動を無くす。
レーダー追従クルーズ対応
純正クルーズコーントロールレバーの操作で、レーダー追従クルーズのコントロールができる。さらに最高115km/hの純正クルコンの速度上限をリミッターカット。
車速連動ドアロック&アンロック機能
走行時の速さに応じてロック、停車してPポジションにするとアンロックを自動でしてくれる。
「ペダルの見張り番」対応
発進時のアクセルの踏み間違いに効果のある「ペダルの見張り番」の機能が付いている。
「勝手にEV」対応
EVモードを積極的に使い燃費を伸ばす「勝手にEV」機能をオプションで追加することが可能。
インテリジェントクルーズが進化
TSSのレーダー追従クルーズをサポートし、純正クルコンレバーでの操作もできる。この機能はオプションのバージョンアップ(V4)で追加できる。
ブーストメーター搭載
現在のブースト値がわかるブーストメーターを内蔵。中央のディスプレイに表示させることができる。
(スタイルRV Vol.131 トヨタC-HR No.2 2018年7月26日)