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ドレスアップの醍醐味は人とは違う自分だけのオリジナル。そんなコンセプトを見事なまでに表現するエアロブランドがブラックパールコンプリート。
今回は、いままでとは異なるアプローチに挑戦している
アルファードについて話を伺ってきた。
ブラックパールのアイデンティティとも呼べるこだわりが、特に詰め込まれているフロントマスク。
奥行き感とプレスラインを大胆に与え、超アグレッシブに仕立てられたフォルムは、誰が見てもひと目でブラパと分かる作り込みを継承してきた。現在製作している後期アルヴェルも当然その流れを汲んだデザインとなる予定だが、これまでとはひと味違った挑戦をしているのがアルファード。
「最近の新型車の進化は、僕らアフターメーカーでも驚きの連続です。すでに完成度が非常に高い。そんなクルマにどう変化を与えればいいか考えたとき、完成度が高いからこそ純正らしさを残すのもひとつの提案かなと。そんなエアロパーツをアルファードでチャレンジしてみました」とブラックパールコンプリートの内海代表。
従来のデザインを継承しつつ、新たに取りいれたのが純正パーツの流用。アルファードの特徴でもあるヘッドライト下のメッキガーニッシュを流用しながら、フォグランプ、そしてLEDデイランプまわりのラインを造型。さらにCGでは専用グリルを装着しているが、純正グリルも流用できる設計を検討している。アルファードを象徴するフェイスまわりのメッキパーツを活かしつつ、ブラパらしさも全開で打ち出すスタイルを目指し鋭意製作中。後期アルファードは、ブラパの次世代デザインとして、ぜひとも注目したい。
POINT 1
CGはスマートなルーバーデザインとなるフロントグリル。純正グリルを流用できるスタイルも検討中で、純正とブラパ、好きな方を選べるようにする予定。
POINT 2
ヘッドライトから大きなラインを描いてボトムへ伸びるメッキガーニッシュ。純正のメッキガーニッシュを流用することで、アルファードらしさを残す。
POINT 1
大胆な開口部を設けたフロントバンパーボトム部分には、ブラパ独自のAラインが作り込まれる。立体的造型を強調することでフェイスに疾走感を与える。
POINT 2
アルヴェル両車ともにフォグランプ&LEDデイライトを両脇にレイアウト。デイライトは粒タイプ、バータイプをそれぞれ使い分けることで個性化を図る。
ブラックパールコンプリート 内海真吾 代表
「純正の完成度が高いなら、それをさらにカッコ良くプロデュースするのが僕らの役割。やっぱり人と同じじゃつまらない!! 自分だけのスタイルで、カスタムをとことん楽しんで欲しい」
(スタイルワゴン 2018年8月号)