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ALPHARD S
ハイエンドユーザーも唸らすパフォーマンス性に富んだ足まわりキットを多角的に展開するTディメンドが仕掛けるエアサスは、エアサスオーナーの強い望みである、“低い状態で走れる”ことにこだわった逸品だ。
求めるニーズに応じた柔軟なシステム構築が可能で、例えばエアバッグは通常2段のところを、3段に増幅したり、硬さや乗り心地の変更にも対応してもらえる。
そんな低い走りと並行して注目したい、もう1つの大きな見所が「操作性」。
手持ちのiPhoneを使った、レスポンスのいい車高調整が可能に。一般的な別体のボタン式リモコンにある、ごく僅かなタイムラグなしでサクサクと車高をコントロールできるなど、高い利便性も併せ持つ。ブルートゥース通信でやりとりと、圏外で操作出来ず……なんて心配もナシ。普段使い慣れたiPhoneによる操作はストレスフリー。1度使うと手放せなくなる!?
MAX UP
MAX DOWN
車高を上げたり下げたりという、エアサスとしての単純な利便性は当然高いが、Tディメンドの強みは、“低いままで走る”ことを実現させてくれるオーダーセッティングの充実ぶりにあり。どんな高さで、どんな乗り心地が希望なのか、まずはご相談を。ハイエンドユーザーも唸らす満足度を、きっと得られるはずだ。
FRONT
REAR
50mmの容量増加が見込める「ダンパーストロークアップキット」など、各種オプションも充実。鉄板の「イージープロ」など、足まわりの補正パーツも併せてゲットしたい。
ユーザニーズを的確に捉えた機動力に富んだキットを数多く手掛けるブランドだけあり、エアサスのプラン内容も充実。ベーシックモデルから最新の「ハードラインV8」のほか、走りのスタビリティを高める各種関連オプションもふんだんに用意している。
ハードラインV8システムキット:59万円
付属リモコンはなく、使い慣れた手持ちのiPhoneに無料の専用アプリをダウンロードして使う。3つまでできる高さメモリー機能や、エアをためる量を任意に指定する機能、さらに登録車高に自動で戻る機能など、多彩なモードセッティングを手持ちのiPhoneで行えるのだ。
iOS9.0以降対応。
円形のコントローラー(写真右上)は付属のサブ的なモノだが、この照明色をiPhoneを使って無段階で調整できる。
「全上げ」「全下げ」「メモリー車高」に限られるもの、アップルウォッチでも一部機能をコントロールできるゾ。
(スタイルワゴン 2018年8月号)