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ALPHARD S
エアサスを選ぶ上ではずせないボルドワールドは、性能向上に尽力し続けている屈指の存在だ。
本来の上げて下げるという機動性と並行し、乗り心地と快適性にこだわり続けてきたブランドであり、ボルドワールドを知らずしてエアサスを手にするのはモグリといっても過言でナシ。
全長調整と減衰力調整機能を採り入れた「アルティマ」と、ベーシックキット「レボリューション」を2本柱とし、それぞれをさらに細分化するなど、機能、目的、価格帯別に選べるバリエーションの広さは業界1を誇る。
最新のアルヴェル用では、従来の主流であった団子型エアバッグを2段から3段に上げ、重量ボディをしっかりと支えつつ上質な乗り心地を確保と、仕様改善。高級車に見合う性能を維持するためのテストを繰り返し、適時製品に反映させている。
MAX UP
MAX DOWN
選ぶユニットやタイヤサイズにより若干差はあるが、アルヴェルでの調整幅はご覧の通り。主力の電磁弁式はオプションの幅が広く、例えばリモコンがあれば、愛車の状況を目視しながら車外で調整できる。
FRONT
REAR
団子型エアバッグが3段式となった最新キットは、ヘビー級ボディのアルヴェルをガッチリと支えつつ、低車高での乗り心地の良さと、スタビリティの高い走りを実現した健脚仕様だ。
ご覧のデジタルメーターはオプションだ。リモコンが付属しており、車外から自由自在に車高調整ができる。
人気オプション、プレストレージシステムは、好みの車高を10段階記憶できるメモリー装置。無加工で追加可。
全長調整式車高調を使うアルティマでは、マウントでのキャンバー調整のほか、32段の減衰調整機能も備わる。
ボルドワールドの特徴の1つが、求めるスタイルや価格に応じてマルチに選べる、幅広い商品ラインアップ。本格車高調をベースとした上位機「アルティマ」と、エアサス入門にも丁度いい標準機「レボリューション」を用意。落ちる度合いや機動力の違いでさらに細かく枝分かれと、多彩。
エアサスをより快適に、長く使い続けるためのアップグレードパーツやメンテナンスパーツも潤沢。
写真の筒状パーツは、空気中に混じる湿気やチリ等を取り除くエアドライヤー&ミストセパレーター。
(スタイルワゴン 2018年8月号)