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[クール フォーエヴァー・レガシィ アウトバック&フォレスター]
独創性あふれる先鋭的カスタムを駆使して、各地のカーショーでアワードを総ナメにするクールフォーエヴァー。
そんな同店が北米流スバリストを意味する独自ブランド「スビースト」を引っさげ、簡単かつ安価に“ちょいアゲ”を実現するアイデア商品のデリバリーを開始した。
注目のアイテムはリフティングアッパーなる代物で、車体と純正サスのアッパーマウントの間に挟み込むだけで取り付け完了。これによりサスペンションのバネレートやストローク量は純正そのまま、パフォーマンスを損なうことなくリフトアップを実現する。
ちなみに商品の厚みは1枚1インチ(2.54センチ)で、重ね合わせれば最大2インチまでアゲ幅を調整できる。
また、車高が上がったことで後方への露出度が高まるリアアームには、素材にステンレスを用いたアームプレートもラインアップ。キラリ足元を引き立てる最先端トレンドのドレスアップを堪能できるのだ。
リフティングアッパー
純正サスの取り付け部に噛ますことで物理的にリフトアップを実現するリフティングアッパーは、1インチ及び2インチUPの2バリエーションを用意。
表面はブラックアルマイト仕上げで全長を最適化したフランジボルトも同梱される。
アームプレート
ステンレス素材のプレートをリアアーム側面に貼り合わせることで、高級感を演出すると同時に後続車へのアピール度を高める製品。
マフラーが片側出しの車両には3ピース、左右2本出しの場合は2ピースの商品をチョイスしよう。
昨今の「ちょいアゲ=オフ指向」といったステレオタイプなトレンドに一石を投じるのが、リフトアップしてもなおアーバンに着飾れることを証明するフォレスター。
先だって紹介したリフティングアッパーを2枚重ねて2インチ(5センチ強)のちょいアゲを実現し、マッド系タイヤではなく極太ストリート系ホイール+引っ張りタイヤをフィッティング。USヘッドライトやLEDライトバー、各モールディングのブラックアウト化などでCOOLにキメている。
決して派手ではないけれど存在感バツグン!! これこそがクールフォーエヴァーの真骨頂なのだ。
大胆にスリット加工を施したフロントバンパーにはLEDライトバーをアジャスタブルロッドを介してセットアップしている。
2インチのリフトアップを実現するだけあってリアアームの露出度は相当なモノ。そこでアームプレートの存在感が際立つ。
フロントサスペンションの取り付け部を覗き込むとリフティングアッパーを2枚重ね合わせて挟み込んでいることが視認できる。
18×10.5Jの極太ホイールはポカールGRB10“C4E”エディション。タイヤにはSubieistのレタリングを施す。
ワンオフ製作した片側2本出しマフラーは配管レイアウトにも気を使うことでBOXERユニットらしいドロドロしたサウンドを響かせる。
こちらノーマルで腰高スタイルを持つレガシィアウトバックは、リフティングアッパーを1枚噛ませた1インチ(2.54センチ)のちょいアゲ仕様。
樹脂製のホイールアーチトリムと合わせて、より一層アーバンOFF指向を高めている。
(スタイルワゴン 2018年6月号)