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おなじみRS☆Rから、C-HRのちょいアゲが可能な車高調が登場。
この車高調は、RS☆Rの人気シリーズ「Best☆i」からのリリースで、基本的な構造はBest☆iと同じ減衰力前後36段階調整&全長調整機能を搭載。
既発のローダウン用と比べると約40mmアップ側への調整が可能となっているのが最大の特徴だ。
またこのモデルのみ、リアのショックとスプリングが一体式になったコイルオーバー形式を採用(ローダウン用はショックとスプリングが別体式)。これによって前後共に全長調整式となり、乗り心地はそのままに車高調整が可能。
推奨の1インチアップならブレーキホースやドライブシャフトなども純正のままでOKなので、気軽にちょいアゲが楽しめる。
適合は現在はC-HRのみだが、今後ラインアップは追加される予定となっている。
フロントは2段階(ネガ/ポジ)のキャンバー調整が可能な専用アッパーマウントを採用。減衰調整ダイヤルは下部に移設されている。
スプリングはTi2000のストレートタイプを採用。オーバーホール時に豊富なラインアップからバネレート変更も可能となっている。
ストロークやバネ長を変えずに車高調整ができる全長調整式を採用。ダウン方向へも約40mm調整できるので、上げ下げどちらにも対応する。
C-HRのフロントショック上部はエンジンルームの奥にあり作業性が悪いため、減衰力調整ダイヤルはアクセスしやすいショック下部に設定。
SPECIFICATION
リアサスにはRS☆Rオリジナルの調整式アッパーアーム(赤色)を装着。車高変化によるキャンバー角の補正が可能なので車高調とセットで装着したい(近日発売予定、価格未定)。
またリアはスプリングとショックが一体式に変更されているので、車高調のアッパーマウントにはスプリングを逃がすための専用のスペーサーが付属する。
ベース車はガソリンターボ4WD。適合も現在はガソリンターボ4WDのみでFFは近日中にリリース予定。
車高調で前後約25mmアップさせ、タイヤ外径で約20mmアップ。トータル約45mmのリフトアップスタイルとなっている。
FRONT
REAR
ティエムシー 広報 松原さん
「リフトアップ対応の車高調はRS☆Rでも初めての製品化です。実際に乗ってみましたが、ゴツいタイヤの乗り心地やノイズは気になりますが、衝撃の吸収具合や走行安定性などはローダウン時とほぼ変わりません。上げも下げもできるのも魅力ですよ」
(スタイルワゴン 2018年6月号)