- 週間ランキング
業界を席巻する薄型リップの可能性にイチ早く着目し、コンスタントにエアロを発表してきたシルクブレイズ。後期プログラムも、前期同様まずはコレからと、アル&ヴェルほぼ同時に新作リップを発表した。
純正らしさを残し最小限のボリュームでまとめる薄型リップは、面積が少ないため制約が多く、没個性に陥りやすい。単なる板状なのか!?それとも動きを持たせるのか!?張り出し量は!?厚さは!?と、開発陣にもハイレベルなセンスが要求される難しい課題といえる。そんな要素を鑑みつつ、これまでの知見を活かして開発したシルクブレイズの新リップは、純正バンパーに馴染むエアロライン、カナード風に立ち上げた両端、走りやすさも熟慮した張り出し具合と、すべてを丁度いいバランスでまとめている。色が与える印象の違いにも着目し、プレスラインを強調すべく塗り分けも用意と、しっかりと個性を主張できる。“薄型リップ=味気ない”なんて定説は、完全に過去のハナシとなりそうだ。
Z純正のバンパーラインに沿ってアーチを描くリップは、張り出し量も適度と見た目はスポーティ。走行性にも支障を来さぬ大きさだ。天面塗り分けは、デザインを強調するうえでかなり有効。
ロングスポークとコンケイブが特徴のヴォルツァ。設定のうち、21インチはアル&ヴェル専用。
リアスポイラーは前期用共通モデルとなっており、中央のLEDフォグは購入時に付属有無を選ぶ。
フィン付きダクトのコーナーパネルは、テール下の純正パネルとの交換型。塗り分けがセオリー。
純正の上に被せて2 段式に見せるリアウイングは、姉妹ブランド、グレンツェンのアイテムだ。
【アルファード】
●ホイール:シルクブレイズ・ヴォルツァティグレ・ヒティグレ.
(8.5+29、9.5+28)
●タイヤ:ゼスティノ・ブリオズ.01S(245/30-21)
アルファード用リップの基本コンセプトも、基本はヴェルファイア用と同じだ。純正バンパー形状の違いにあわせてディテールを調整。両端に与えた、カナード風の立ち上がりも目を引く。
最新テクノロジーを駆使した、本格派の鍛造3ピース。構成部材の色だけでなく、ピアスの有無や数も自由に選べる。
【ヴェルファイア】
●ホイール:シルクブレイズ・ヴォルツァ(8.5+29、9.5+28)
●タイヤ:ゼスティノ・ブリオズ.01S(245/30-21)
●フロントスポイラーTYPE S 3 万3000円(4万7000 円/ 5 万2000円)
●リアアンダースポイラー(バックフォグ無し) 3 万8000円(5万2000 円/ 5 万7000円)
●リアアンダースポイラー(バックフォグ付き) 4 万3000円(5万7000 円/ 6 万2000円)
●上記2点セット(バックフォグ無し) 6 万6000円/ 9 万円/ 10 万円
●上記2点セット(バックフォグ付き) 7 万1000 円/ 9 万5000円/10 万5000 円
●リアコーナーダクトパネル 3 万7000円(4 万9000円/ 5 万4000 円)
●フードトップモール(アルファードのみ) 1 万3000円(1万9000 円)
※( )内は単色塗装済み/ 2 色塗り分け塗装済み価格
(コチラが前期のグレンツェン鎧その迫力感を後期でも継承)
シルクブレイズといえば、グレンツェンシリーズで知られるバンパーエアロの存在がとくに有名だが、後期アル&ヴェルももちろん開発決定。リリースに向けてすでに動き始めている。段階的に発表する予定となっているが、ベーシックモデルといえる「グレンツェン」と、アグレッシブさを一段と強調させた「グレンツェン鎧」が並行して開発されており、現時点の予定では前者が7月以降、後者が10月頃とのこと。両者は同じバンパーエアロであるものの、「グレンツェン」は純正グリルありきで、「鎧」はグリルをも変えるフルバンパーでの提案に。「グレンツェン」のデザインも従来型からさらに進化しており、フォグまわりに特徴的なフィンを与え、LEDを横並びに変更。ウインカー機能も持たせる予定であるなど、流行に即した要素を採り入れるようだ。最新情報は随時ウェブで公開予定。適時チェックを!
ALPHARD グレンツエン
VELLFIRE グレンツエン
ALPHARD グレンツエン鎧
VELLFIRE グレンツエン鎧
http://silkblaze.com
(2018年6月末 現在)