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直線基調のボディデザインで、他のミニバン勢とは一線を画したキャラクターを持つデリカD:5。
デビューからすでに10年以上が経過し、これまでも様々なカスタマイズが行われて来たが、イメージのモチーフとして今なおリスペクトされているのがパジェロの血統をひく「スペースギア」。今回チェックした1台も、そんなワイルドな野性美に溢れた仕上がりを持つ。
リフトアップはハートランドの4インチアップキットを採用。さらに足元にはワンオフカラーで仕上げたKMCのロックスター2にBFグッドリッチ製タイヤを装着。その他、オートフラッグスのオリジナルブランド、X4Xのオーバーフェンダーやガードバー「GOQBUTO」など、全方位スキ無しの完成度を見せている。
ノーマルのD:5を忘れさせるほど攻撃的なイメージに一新されたマスク。グリルはオートフラッグスのグリルデコシートでブラックアウト。
X4Xの大ヒットアイテム、GOQBUTO。下段のスキッドプレート部分はレッドに塗装され、ツートンのフォルムとのバランスが取られている。
リフトアップに対応したバンパーサイドのウインカーはジャオス。フォグランプ脇のデイライトはX4X。ライトカバーはマドリスを装着。
ブリスターとアーチ型、双方の持ち味を活かしたX4Xオーバーフェンダー。十分なボリューム感を持ちつつ、ベースフォルムとナチュラルに融合。
KMCロックスターシリーズの名作、XD811ロックスター2。オートフラッグスで全バラされた後、グロスレッド&ブラックのカスタムカラーでコーディネイト。
リアアンダーにはリフトアップに伴う構造変更の必需品となる、後部突入防止バーを装着。保安基準に対するオートフラッグスの姿勢が表れている。
テール/ガーニッシュ周りはマットブラックフィルムでクールな印象に。リアワイパーやエンブレム類も取り外されている。
見た目はもちろん、女性や子供を乗せる際に便利な乗降ステップはハートランド製。アゲ系スタイルの必需品とも言えるアイテムだ。
レッドロゴのマッドフラップはワンオフ。この車両はオーナー自身によるカスタマイズを元に、杉村氏がブラッシュアップを行ったもの。
単なるアクセサリーではなく、実際に牽引可能な強度にこだわったオートフラッグスのトレイルフック。取り付けはボルトオンでOK。
オートフラッグスお薦め!
ヘビーウエイトなD:5の走りをしっかりと支えるには、ブレーキの強化は必須。オリジナルのブレーキパッドは制動力の高さとダストの少なさが特徴。ディスクローターは純正径をキープしつつ、ドリルド&カービングスリット加工をプラス。
優れたクオリティと機能性を持つオリジナルアイテムを、数多く手がけて来たオートフラッグス。
ツーリングをはじめとする様々なイベントも企画するなど、全国のデリカユーザーから絶大な支持を得ている。
オートフラッグス 杉村さん
「今やD:5の定番にもなっているアゲ系スタイルですが、ノリだけでやるのは厳禁。操縦性、安全性など、トータルバランスをしっかり踏まえた上でのクルマ作りを心がけましょう」。
住所:福岡県北九州市小倉南区津田新町1-6-41
電話:093-475-6111
営業時間:10:00〜19:00、日祝日10:30〜18:00
定休日:月曜日、火曜日(第2除く)、第2日曜日
URL:http://www.autoflags.co.jp
(スタイルワゴン18年6月号)