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タイヤ&ホイール専門店として全国展開を進めるクラフトは、昨年10月、ブームに先駆けてアゲ系専門のタイヤ&ホイールショップ「アーバン オフ クラフト」をオープンさせた。
アップスタイルでのタイヤ&ホイール選びは、どんなことを知っておけば良いのか、どんなノウハウがあるのか、アゲ系専門のタイヤ&ホイールショップ、アーバン オフ クラフトの河北店長に聞いてみた。
タイヤの選び方は車高によって変わる
「うちでは主に街が似合うスタイルを提案しています。プラドやデリカD:5、C-HRのお客さんが多いですね。タイヤ&ホイールを選びに来た方には、まず、車高をどうするのかを確認します。それによって変わるのは装着するタイヤサイズですね。アゲ系の場合、純正タイヤサイズよりも一回りから二回り大きくする傾向があります。外径が大きい方が足元の迫力が変わりますし、タイヤ外径を大きくした分だけ車高も上がります。アップサスなどを使って車高を上げるのであれば、インナーフェンダーとタイヤとのすき間が広がるので、その分干渉することなく、タイヤ外径が大きくできるんです。タイヤの銘柄の選び方は、サイズと見た目と乗り心地。1番人気は、BFグッドリッチのオールテレーンタイヤ、KO2ですね。サイドウォールまで広がるパターンとホワイトレターが人気の理由だと思います」
ホイール選びはH/P.C.D.に注意
「アゲ系の場合、インチアップと違ってタイヤの存在感も重要なので、ホイールサイズは基本純正同インチ、もしくはインチダウンする場合もあります。多くは16〜17インチですね。リム幅やインセットに関しては、ローダウンほどツライチを気にしないので、1ミリ単位で調整してというケースは少ないです。ただ、アゲ系の対象車種は、ホール数とP.C.D.が結構幅広いので、デザインが気に入っても、自分のクルマと同じホール数、P.C.D.の設定がなく、履けない場合もあります。基本は汎用ですが、ターゲットとして狙っている車種を決め込んでサイズを設定している場合が多いので、それを履けば問題ないでしょう。そのあたりを注意した上で、デザインや色をボディカラーや好みに合わせて選んでいけば、お気に入りのアゲ系スタイルに仕上がりますよ」
アーバン オフ クラフトは、全国展開を進めるクラフトの15店目として、昨秋オープンしたタイヤ&ホイール専門店。SUVなどをターゲットとし、アゲ系カスタムにベストなタイヤ&ホイールを多く揃える。アップサスなども扱っていて、車高UPメニューもできる。
店内には、アゲ系カスタムにお薦めの無骨系デザインのホイールが多く揃う。一般的なタイヤ&ホイール専門店にはないこの品揃えが魅力。
タイヤのラインアップも豊富。定番のBFグッドリッチをはじめ、様々なブランドのオールテレーンやマッドテレーンが並ぶ。
手軽なリフトアップ手法として、ビギナーにお薦めのアップサスも扱う。もちろん足まわりの交換作業もお願いできる。
スッキリとしたお洒落な店内には、クルマのパーツ以外に、メジャーなアウトドアブランドのウェアなども並ぶ。購入することもできる。
ボルクレーシング・TE37
名門ボルクと言えばやはりこのホイール、TE37。シンプルだが機能的でタフなTE37は、アゲ系カスタムでももの凄く人気が高い。
クラッグ・ティーグラビック
独特なフェイスデザインを持つ、ワークのティーグラビック。ハードなレースに勝つために生まれた本格派でサイズ設定も豊富だ。
MG・ライカン
ビードロック風の後付けパーツ、ストリートロックをリムに追加できるなど遊びゴコロに溢れた人気モデルがこのエムジー・ライカン。
BFグッドリッチ オールテレーンT/A KO2
アゲ系と言えばまずはコレ。ホワイトレターとパターンデザインが人気のKO2。ベストなサイズが揃っているのも魅力。
ヨコハマ ジオランダーM/T G003
店長一押しなのがジオランダーのマッテレ最新作。見た目はかなり強烈だが、現状ではサイズ設定が少ないのがネック。
住所:愛知県名古屋市中川区広川町1-1-2
電話:052-354-5211
営業時間:平日10:30〜19:30 日祝10:00〜18:00
定休日:水曜日、不定期火曜日
URL:http://www.craft-web.co.jp/blog/urbanoffcraft/
アーバン オフ クラフトの河北店長。ホイールの選び方、タイヤの乗り心地の違いなど、気になる部分もアーバン オフ クラフトなら安心して相談できる。