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オフ系カスタムとは何か。そもそもはクロカン系ヨンクが対象だったこのイジり方だが、最近では本気で悪路を突破するためじゃなく、街中でもサラリと乗りこなすような、ドレスアップのスタイルの一つとして、対象車種も、そのイジりの定義も広がりつつある。
そんな中、これぞオフ系であると今昔変わらず外せないメニューがタイヤ&ホイール交換だ。定番はブロックが大きくサイドウォールに厚みがあるオフ系タイヤを履くこと。合わせるホイールは、その迫力に劣らない無骨なデザインのものが人気だ。ローダウンもアゲ系も足元の重要度は一緒。最近では選べるホイールも増えつつあり、じっくりと悩める楽しみがある。
ブランドのファーストモデルがデリカD:5専用という、ある意味マニアックなゾーンに進出したデルタフォース。ターゲットを絞ることで得たメリットは、ギリギリまで攻めたディープコンケイブ。オフ系ホイールには、ディスク形状で立体感を見せ、コンケイブを謳うホイールが比較的少ないため、このオーバルの存在価値は大きい。また、ビードロック風のリムデザイン、ホール周囲に切削を加えたブラックマシニングを用意するなど、オン/オフ両シーンのテイストをあわせ持つことで、独特なモデルとなりつつある。
撮影したバーデンのデモカーは比較的シンプルな仕様だが、オーバルと定番のBFグッドリッチの組み合わせが、その仕上がりをグッと高めてくれる。
SIZE | H-PCD | PRICE |
---|---|---|
16×7.0+42 | 5/114.3 | 3万9000円 |
センターをさらに落とし込み奥行きを演出。キャップはシルバーとオレンジを同梱する。
ホールの縁に切削処理を施し、立体感とインパクトアップを狙うブラックマシニング。
専用設計だからこそ完成したコンケイブデザイン。吸い込まれるような奥行き感が魅力。
左はマットブラック塗装にディスクの表面のみをポリッシュ加工した定番カラー。右は艶有りのブラックにホールの縁のみをマシニング処理したカラー。デモカーのようにカラーナットでアクセントを加えるのも有りだ。
カーランドバーデン安城店
電話:0566-97-3511 URL:http://www.badengp.jp
カーグッズも揃える量販店でありながら、コペンユーザーに絶大な支持を受けるなどコアなメニューもこなすバーデン。新たな展開としてアゲ系にも注目。
デモカーのデリカはノーマル車高に定番のサブパーツを加え、ルーフテントを備えたアウトドア仕様。
今後は店頭イベントなども開催していく予定だ。