レヴォーグの電動パーキングブレーキ付きの純正キャリパー+インチアップローターで制動力を強化するエンドレス初のシステム！
エンドレス初の試み！
電子パーキングを採用した純正キャリパーを活かしたキット
※写真はレヴォーグ6/レヴォーグ6GTおよび、レヴォーグ専用リアインチアップキット
モータースポーツでその制動力とコントロール性、そして耐久性に定評のあるエンドレスのブレーキシステム。
そのブレーキキットに、純正リアキャリパーを活用したシステムが初登場となった。
それが、レヴォーグ用リアシステムインチアップキットだ。
今回のシステムは、今までのようにキャリパーキットとしてのラインアップではなく、純正キャリパーを使用してのキット化。
その大きな理由は電動パーキングのユニットがリアキャリパーに装着されていることだった。
フロントブレーキに合わせた2サイズのブレーキローター
すでにエンドレスでは、フロント用として、レヴォーグ6、レヴォーグ6GTという2種類のキャリパーキットをラインアップ済み。
制動力トータルで考えると、フロントブレーキだけを強化するのではなく、リアの強化もしながら、前後のバランスをとっていくのが理想。
しかし、レヴォーグに限らず、最近、純正リアキャリパーで主流となっている電動パーキングブレーキは、その構造上、エンドレスのキャリパーボディに換装すること難しい。
そこでエンドレスでは、電動パーキングブレーキが搭載される純正キャリパーをそのまま使用して、大径ローターと専用サポートブラケットを組み合わせたインチアップキットを開発したのだ。
ブレーキローター径は、φ320mmと、φ332mmの2種類を用意し、ブレーキパッドは同社のSSM/MX72/MX72 PLUSから選択可能。
組み合わせられるフロントキャリパーや、メインとする走行シチュエーションで、サイズとパッドのセレクトができるようになっている。
Rear
レヴォーグ専用リアインチアップキット
[主な仕様]
・寸法：D:107mm×H:117mm×W:195mm
・ローター径：φ320(17mm) / φ332(17mm)
・対応ホイールサイズ(※1)：17inch～
・アウターハウジング：アルミ製、ブルーアルマイト
・取付ブラケット：スチール製、青色塗装
※1対応ホイールはホイール銘柄・サイズにより異なる
[種類と価格]
・レヴォーグリアインチアップ(φ320 2ピースタイプブレーキローター付属) 26万8000円+税
・レヴォーグリアインチアップVersion2(φ332 2ピースタイプブレーキローター付属) 29万8000円+税
[主なキット内容]
・アウターハウジング
・ブレーキパッド(純正同形)
・サポートブラケット
・2ピースタイプ大径ブレーキローター
・専用ブレーキライン
※キットには電動パーキング用モーター及び純正キャリパーボディは付属しない
※ブレーキラインは必ず付属のものを使用すること
Front
レヴォーグ6 / レヴォーグ6GT
[主な仕様]
・重量：2,970g(個)
・寸法：D:141mm×H:79mm×W:278.5mm
・ローター径：φ332(32mm) / φ355(32mm)
・対応ホイールサイズ(※1)：17inch～
・キャリパーボディカラー：標準色=ブルーアルマイト
※1対応ホイールはホイール銘柄・サイズにより異なる
[種類と価格]
・レヴォーグ6 (φ332 2ピースタイプブレーキローター付属) 34万8000円+税
・レヴォーグ6GT (φ355 2ピースタイプブレーキローター付属) 38万8000円+税
[主なキット内容]
・キャリパーボディ(標準色はブルーアルマイト)
・専用ブレーキパッド
・取付ブラケット
・2ピースタイプ大径ブレーキローター
・専用ブレーキライン
いずれも、自動運転アイサイト・ツーリングアシスト搭載車は適合未確認となっている。
4月28日（土）、29日（日）にスーパーオートバックスTOKYOBAY東雲にて開催される「2018シックススター・ミーティング春」では、東雲のデモカーであるレヴォーグに装着されているそのプロトタイプが確認できる。