フローフォーミング製法による繊細かつエレガントなシルエット レアマイスター LM-S FS15
高級感薫るフィンスポークに躍動のひねり形状をプラス
Lehrmeister LM-S FS15
細く伸びやかな15本のフィンが、整然と並ぶエレガントなたたずまい。レアマイスターLM‐Sから発表された2018年モデルのFS15は、そんなシンプルだからこそ気品が薫り立ってくる、ハイエンドなエレガンス系1ピースだ。
パッと見、シンプルなフィンデザインに見えるのだが、スポーク1本を全体で見ていくと、これまでにないギミックが含まれていることに気付くはず。そう、根元部分ではスポークの右側に羽が付けられているのだが、スポーク先端ではその逆、左側に羽がデザインされている。こうすることで足長なストレートスポーク形状を確保しながら、フェイス全体が軽くヒネられているように見えるのが斬新。ただのエレガント系ではない、旬な躍動感も備えたスタイリングでフィニッシュされているのだ。
デザイン面の優位性だけでなく、軽さと高い剛性とを両立するためのフローフォーミング製法が採用されていることもトピックス。大口径サイズでもバネ下への負担を抑えることができるから、ハイパワーなLクラスミニバンなどと合わせるのにも最適。センターオーナメントにはフローフォーミングの文字も描かれているから、目に見えない機能面での優位性も、声高にアピールできるのも魅力的だ。
シルバーポリッシュなら王道のハイエンド系な装いに、ガンメタポリッシュならメリハリ感もある、スポーティさも備えたシルエットに。サイズレンジが広く、使いやすい設定となるのもポイントだ。
スポーク根元では右側に羽が、先端では左側に羽が描かれた意匠。このオフセットされた羽がヒネリ感を生み、スポーク自体はストレートながら、全体がスクリュー系に見えるのが斬新。
スポーク先端をできる限り細く造形しているため、シルエット自体が繊細かつエレガントな印象。リムオーバー形状だから、インチアップ感も大。
リムの奥深くにステップを設けることで、1ピースながらも奥行きのある表情を実現。またフランジ部にはレリーフ仕上げのブランドロゴも刻む。
センターはグッと落とし込み、スポークの立体感と足長感を強化。オーナメントにフローフォーミングの文字も描かれるのも優越だ。
レアマイスター エルエムエス エフエスフィフティーン
●SIZE
15×4.5 4/100 1万9000円
16×5.0、6.5 4/100 2万2000円〜2万3000円
17×5.5、6.5 4/100 2万6000円〜2万7000円
18×7.5 5/114.3、5/100 3万5000円
19×7.5、8.0 5/114.3、5/100 3万8000円〜3万9000円
20×8.5 5/114.3 4万3000円
●カラー：シルバーポリッシュ、ガンメタポリッシュ