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ALPHARD AERO BODY
福井県のKテックが30後期2.5Lアルファードに装着してきたTディメンドの最新エアサス“ハードラインV8システムキット”。フェンダーを少しかぶらせ低車高で普段から走るというオーナーには格好の新作だ。「ショックの性能がいいので、低車高でそのまま走れる」とオーナーにも大好評。昨年のセマショーでデビューしたこのV8エアー。エアバッグは通常2段、オプションで3段も選べ、固さや車高、乗り心地も変えられるなど、足まわり含めすべてオーダーできるのも大きな魅力だ。
今回のニュースはiPhoneでその全てをコントロールできる機能性。そのメリットはやはりタッチレスポンス。従来式のリモコンにあるボタン分の物理的な高さがiPhoneには無いためダイレクトタッチが可能でレスポンスが鬼速! タイムラグなしに操作が可能なのだ。通信はブルートゥースなので、圏外等の電波状況の心配も不要。従来モデルでは、アンテナや数多くの配線、電磁弁、ECU… さらに一本一本配線を繋ぐ手間もかかる。それが今回の新型から一体化してカプラーONで装着可能に。これなら装着時の間違いもなく手間も省かれるといいことずくめ。リニアで未来感満載の操作レスポンス含め、エアサス選びの最有力候補として注目だ。
MAX UPからDOWNへの量をウリにするエアサスとは違い、自分好みの低い姿勢で快適に走ることを実現してくれる、好みの足まわりへとオーダーでセッティングできるのがこのTディメンドのエアサスのコンセプトであり強みだ。
FRONT
プロダンパー車高調にイージープロ+スタビリンクの前足。ベローズタイプでスリムタイプなエアバッグを採用。2段と3段(OP)のエアバッグを用意。
オレンジのブロックのようなパーツが「イージープロ」。ネガキャン、キャスター角補正、バンザイ補正用のパーツ。
REAR
ダンパーストロークアップキットで50mmダンパー容量がアップ。ダンパーストローク容量がアップし、伸び側が増えるため乗り心地が良くなるのだ。
イージープロ+アッパーアーム+ダンパーストロークアップキットによるリアの足まわり。エアバッグは2段。
こちらが新たに登場したメカニカルな魅力に溢れる “V8エンジン”のようなルックスのV8マネージメント。エア圧ではなく、車高で登録するハイトセンサーが特徴だ。
7名乗車のままで使用したいというオーナーのリクエストでエアタンク等の装備は純正のラゲッジ収納スペースにすべて隠れるようインストールされる。
キャリパーとベルハウジングのアルマイトカラーオーダーも無料で対応するTディメンド。カラーや組み合わせも自在。足回り同様にブレーキもチューン。
車体コンソール中央に装着したコントローラー。こちらはサブ的な存在で、エアサス設定を含めあくまでメインとして使うリモコンがiPhoneとなる。
リモコンは付属せずiPhoneをコントローラーとして使用する。APPストアの画面から無料アプリをダウンロード。iOS9.0以降対応のiPhoneならOKだ。数多くのセッティングはiPhone上で設定。リアルタイムでのタッチレスポンスと“チョン”と押したそのわずかの量のアップダウンなど精度の高さでイライラも皆無!
(左から)主要設定画面として高さメモリー3つとアップ、ダウンを操作する「モード高度設定」、エアを貯める量を任意に設定する「圧力スイッチ設定」。ONにすると登録車高に常に自動で戻る「車高自動補正」機能を装備。
全上げ、全下げ、3つの車高メモリー程度ならApple Watchでもコントロール可能。この腕時計型コントローラーの未来感覚はかなり破格!
リモコンカラーはメイン6色と、画面のような無段階から選択が可能。しかも明るさ調整も可能なので車種ごとの車内のイルミカラーに合わせたりも自在。
商品名 | 価格 | |
---|---|---|
プロダンパーベースキット | 17万5000円 | |
ハードラインV8システムキット | 59万円 | |
イージープロVersionⅠ | 2万8000円 | |
イージープロVersionⅡ | 2万8000円 | |
イージープロ(リア) | 4万5000円 | |
リアアッパーアーム | 10万円 | |
タイロッドエンド | 4万5000円 | |
リアショートスタビリンク | 2万円 | |
ダンパーストロークアップKIT | 6万8000円 | |
ドライブシャフトスペーサー | 1万8000円 | |
スーパースリム6ポットブレーキシステム | フロント | 43万円~ |
リア | 46万円~ |