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■車高調:ダンパー ZZ-R
■ホイール:エンケイ・オールエイト(20×9.5+35)
■タイヤ:ダンロップ・ルマンファイブ(245/40-20)
いよいよ30系アルファードとヴェルファイアの後期モデルのドレスアップが本格的に盛り上がってまいります。まず押さえておきたいのはやっぱりローダウンですよね。基本的に前期と後期ではサスペンションの構造自体は変わっていないようですが、ただ装着できればいいというほど甘くはありません。しっかりと入念なテストをして、適合をとれたものがしっかりと採用されるわけなんです。そこでチューニングパーツメーカーとして名を馳せる「ブリッツ」の車高調が後期適合となったとのことなので、今回は動画でお送りいたします。また、気になるローダウンをしたときにトヨタセーフティセンスが作動するのかどうかのテストも兼ねています。ぜひご覧くださいね。
適合:30系アルファード&ヴェルファイア 全車
価格:15万5000円(税別)
ブリッツの車高調といえばレッドとブラックのコンビカラーが特徴的な「ダンパー ZZ-R」です。全長調整式の車高調整機能に加えて、減衰力は32段階の調整機能がついています。車高調整幅は2WD車でフロントがマイナス88mm、リアがマイナス67mmまでローダウンできます。4WD車及びハイブリッド車はフロントがマイナス100mm、リアがマイナス75mmまでというスペックになっています。
適合:30系アルファード&ヴェルファイア 全車
価格:23万3600円(税別)
ダンパー ZZ-Rには減衰力を室内から調整できるコントローラーがついたモデルが用意されています。それが「ダンパー ZZ-R スペックDSC」です。動画内でも解説されていますが、30系アルファードとヴェルファイアの場合は、ボディの構造から減衰力を手動で調整するのがかなりめんどくさい車種なんですね。これがあればいつでもすぐさま調整できるというわけですね。しかも通常では32段階調整ですが、最大96段階まで増やすことが可能です。
適合:30系アルファード&ヴェルファイア 全車
価格:4万8000円(税別)
ダンパー ZZ-Rは全長調整式の車高調といってもリアはスプリングを縮めて車高を調整します。ブリッツの推奨車高では問題なくてもさらに車高を低くするとなるとスプリングを縮めなければなりません。そうなると少なからずとも乗り心地に影響しますが、この「ミラクルストリークアジャスター」を使用すれば、そもそものスプリングの位置を下に下げることができるので、充分なストロークを確保したまま車高を下げられるというわけです。つまり、リアの乗り心地は快適というわけ。さらにキャンバーを調整できる機能もついているので、足まわりのセッティングにぜひオススメです。
適合:30系アルファード&ヴェルファイア 全車
価格:4万円(税別)
ダンパー ZZ-Rのオプションパーツとして用意されているのが「ミラクルキャンバーアジャスター」です。フロント側の車高調のブラケット部分、つまりホイールとつながっている部分を交換するアイテムです。これの素晴らしいところは、ブラケットと車両側の取り付け部分に偏心カムを採用することで無段階のキャンバー調整を可能としています。アライメント調整はもちろんのこと、大口径ホイールを装着したときのセッティングにもかなり威力を発揮してくれますよ。
基本的に前期用のダンパーZZ-Rと仕様はかえていないそうですが、実際に乗って乗り心地を確認してみました。ミラクルストロークアジャスターが装着されていることもあって、ハッキリいってメッチャ快適です。いい意味でローダウン車に乗っているとは思えないほど、ナチュラルな乗り心地でした。

そして後期モデルで気になるのは、トヨタセーフティセンスが標準装備されているので、ローダウンしてもちゃんと作動するのかというところです。動画ではしっかりと検証していますので、チェックしてみてください。単眼カメラはレーントレーシングアシスト、ミリ波レーダーはレーダークルーズコントロールを中心に動作確認をしています。
こちらの動画では以上のことをブリッツ広報の小林さんが丁寧に解説してくれています。とくにトヨタセーフティセンスの作動している様子がよくわかると思うのでぜひ最後までご覧ください。