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知っているようで、実はきちんと理解していないかもしれない、ドレスアップにまつわる話を深堀りして紹介する「知っ得コーナー」。今回は灯火類と車検のお話 フォグライト編です。
フォグライト(霧灯)は濃霧や激しい雨などの際に視界が悪くなった場合に、視界確保や視認性アップを目的に使用する補助灯で、ヘッドライトよりも手前を広く照らすのが、フロントフォグランプ(前部霧灯)、後方への認識性を向上させるものがリアフォグランプ(後部霧灯)。
フロントの場合光の色は白色または淡黄色で2個の場合は同色であること
同時に点灯できるのは2個以下
**明るさは1万カンデラ以下
下縁は地上から25cm以上、上縁が80cm以下で左右対称の取り付け位置であること
光軸は下向き
ポジションランプが点灯時に点灯可能でポジションが消灯時には点灯しないこと
リアフォグランプは赤色で個数は2個以下
明るさはテールランプよりも明るく点灯すること。位置はテールランプから10cm以上はなれていて、下縁は地上から25cm以上、上縁が10cm以下の位置。
ヘッドライトまたはフロントフォグが点灯しているときに点灯可能でその際にリアフォグのみ消灯できる構造であること(リアのみ独立スイッチである)。
車検時に注意することとしては、前に記した取り付け位置や個数などの規定のほかに、純正のリアフォグランプが低い位置にあるクルマの場合は純正であってもローダウンすることによりフォグランプの下縁が25cmよりも低くなる場合があることに注意。
純正だから大丈夫と思っていてもローダウンと純正位置の兼ね合いに注意が必要だ。