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そんな中で、“密を避ける”ことができるということもあり、その需要が高まっているのがキャンプやアウトドアシーンで見かけることが増えているキャンピングカー。
しかも最近は、車中泊だけでなくリモートワークで欠かせない仕事場として重宝する存在としても注目されている。
いまキャンピングカーがどう進化しているのか、4月2日(金)〜4日(日)に開催された日本最大級のキャンピングカーイベント「ジャパンキャンピングカーショー2021」に行ってきた。
幕張メッセの広いイベント会場に、余裕をもって並べられたキャンピングカーはとにかく多彩。クルマはハイエースが目立っていたが、ミニバンやKカーベースのキャンピングカーも驚くほど多かった。
特にKカーの場合、車内スペースを考えると車中泊には不向きのように思えるが、様々なアイデアで快適に過ごせるようアレンジされていた。
しかも実用性だけでなく見た目もオシャレ。リアルウッドを使った壁や家具によるコーディネイトなど映えるカスタムは見ているだけでワクワクするほど。
また今回のキャンピングカーショーで多くのメーカーが提案していたのがリモートワークスペース。テーブルやライトを備え、快適に仕事ができる空間は、自宅のリビングではなかなかはかどらない仕事にじっくり打ち込めそう。
他にもペットと一緒に旅行を楽しむためのアイデアも多く見られた。ひと昔前は、キャンピングカーといえば大型車で敷居が高そう、そんなイメージが強かったが、ビギナーでも手軽にはじめられる、そんなキャンピングカーが確実に増えています。
シートにペット専用の生地を採用したキャンピングカー。ペットの抜け毛が付着しにくく、撥水加工済みなので汚れても掃除がしやすいのも嬉しい。愛犬や愛猫とのお出かけを考えられた仕様だ。
リアルウッドでカスタムされたダイレクトカーズのヴィンテージシリーズ。RETREAT(リトリート)は静養先、隠れ家といった意味でログハウスのような内装に癒やされそう。
ホワイトハウスは、人気の輸入車のキャンパー仕様を発表。写真のシトロエン・ベルランゴとプジョー・リフター。ベッド下にスライドテーブル付きで、くつろぎ空間を作れる。
製作したのは青森県にあるカーファクトリーターボ。パネルバンの荷台にウッディで暖かみのある自分だけの部屋を製作。リモートが続くお父さんの仕事場として、1台欲しい!?
エブリイをはじめ軽キャンパーの需要も高まっている昨今。こちらは室内に畳や障子などをレイアウトして和の雰囲気に。四国お遍路旅を快適にまわれるよう製作された。
車中泊可能なキャンピング仕様車がディーラーでも買える時代。マルチベッドを搭載したセレナとNV200は広さも十分。NV200はオシャレな特別色も新たにリリースされた。
開催日:2021年4月2日(金)〜4日(日)
場所:幕張メッセ国際展示場(千葉県)
https://jrva-event.com
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]