快適&オシャレにカスタム
車中泊を満喫するオーナーズfile

車中泊=クルマの中で寝る、だけではない。快適に、心地よい時間を過ごすために、多くのユーザーが斬新なアイデアで愛車をカスタムしている。実用性はもちろん、オシャレなルックスにもこだわった、車中泊達人たちの愛車を拝見♪

愛犬との旅もこの1台で‼ DIYで手に入れた快適空間



女子ひとりでの車中泊旅。車中泊やアウトドアに興味を持ったきっかけはなんですか?
「アウトドア好きな家族だったので小さい頃からキャンプや釣りは好きでした。震災をきっかけに父が軽キャンピングカーを購入して家族で車中泊旅もよくしていました。私もクルマを買ったら、車中泊仕様にカスタムしようと思っていたので街乗りも車中泊もしやすい軽バンバモスホビオを選びました」

オシャレな空間を作る上でのポイントは?
「車中泊は布団やカーテンなど布素材が多くなってしまうので、カスタムする時は木材やレザーを積極的に使いました。他にも車内を広く見せるため奥に向かって木目を流して奥行きを出しています。それから、日常で使う道具の色味を統一するとスッキリ見えますね。私は暖色が好きなので赤やオレンジが多くなっています」

取り外し式の窓枠や、折りたたみテーブルなど、様々なアイデアメイクが随所に。何かヒントを得てたり参考にしたりしているものはありますか?
「海外のバンライフ車を参考にしています。車内のマガジンラックに置いている本は穴があくほど読みました。ただ海外のバンは大きいので、どうやって小さな軽バンに落とし込むか、すごく考えました」

内装は全てDIY。初めての挑戦で不安はありませんでしか?
「不安より〝こんなクルマにしたい!〟というワクワク感の方が強くて、ホームセンターで工具を借りたり百円ショップのアイテムを駆使しながら、少しずつ仕上げていきました。天井の板張りなどどうしてもひとりでは難しかったところはバンライフビルダーの鈴木大地さんに教えていただきました」

最後に車中泊の魅力、楽しさを教えてください。
「自分でカスタムすることで、愛着が湧きました。愛犬と気軽に出かけられてどんな場所でも自分の家になるのが一番の魅力です!」

マガジンラックや窓枠は簡単に製作&脱着可能に

サイドのマガジンラックとテーブルは吊り下げ金具を使って取り付け。不要な時はすぐに取りはずせる。

サイドテーブルは、車内&屋外で使える


リアバンパーの高さに合わせて作ったキッチンテーブルは、助手席に置いてサイドテーブルとしても使える。脚はネジ式で取り外しが出来、コンパクトに収納可能。

シートカバーは「7th E-Life」でオーダー。座面はコーデュロイ生地で座り心地がよく、背面はレザーで車内の雰囲気を引き締めている。

HONDA
バモス ホビオ(平成24年式)

荷室高1180mmで車中泊しやすいハイルーフの軽バン。ボディは純正のバニラクレムカラー。車内は自由にカスタム出来るナットやフックが多数ある。(現在は販売終了)

■■OWNER 森風美さん■■

アウトドアライターの森風美さん。大学を卒業してすぐにクルマのカスタムを始め、愛犬のどんちゃんと日本各地でキャンプや車中泊を楽しんでいる。

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

情報提供元: ドレナビ
記事名:「 【車中泊満喫】アウトドア女子が愛犬との旅 DIYで仕上げたお洒落なライトキャンパー