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リフトアップブームが本格的に
でも、上げるという声が少しずつ増えてきているのも事実。それは数年前から確実に、そして着実に広がりをみせ、昨年のコロナ禍において、三密を回避するためのレジャー、キャンプなどのアウトドアアクティビティが盛んになったことで一気に拡散したといえるだろう。
そのシーンの中心にいるのは、ランドクルーザープラドやデリカD:5、そしてジムニーといった「オフロードが似合うクルマ」たちだ。それらのクルマは、スタイルワゴンでアゲ系カスタム〝アップスタイル〟を提案するよりも前から、熱心なファンによって支えられてきた地盤があった。
当然、アルミホイールも、それらの車種をターゲットに専用サイズが設けられてきた。
RAV4がきっかけでアゲ系が幅広く波及
一方でミニバンはといえば、大口径ホイール+ローダウンが王道。それはスタイルワゴンでも幾度となく取り上げてきたもので、根っこは今でも変わっていない。
しかし、少しずつではあるけれど、確実に増えてきている声がある。それが、ミニバンのアゲ系カスタムだ。
その理由のひとつが、トレンド。アーリーアダプターによってアウトドアアクティビティが盛んになり、そのために必要なクルマとしてSUVが選ばれる。
そして、SUV乗りたちがアゲ系カスタムを嗜むことで、ミニバンでもそのスタイルを取り入れる人が目に見えて増えているというわけだ。
その起爆剤になったのが、一昨年発売された新型RAV4。オフスタイルのアドベンチャーと標準仕様があり、アゲと下げ、どちらのカスタムも許容することで、これまで交わる機会の少なかったアゲと下げが同じ空間を共有する機会が増えた。結果、ローダウン派のミニバンにもアゲ系が波及しつつあるのだ。
もちろん、その拡散の背景には、何よりもアゲ系デザインのホイールが充実したことが大きい。とくにRAV4対応サイズの設定が、ミニバン系への対応を可能にしたことも大きなターニングポイントだろう。
とまあ、難しいことは抜きにして「カッコよくてオシャレなアップスタイル」を単純にミニバンで楽しむ人が増えているという話。この流れ、ノッてみませんか?
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]