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【新型車実車レポート】先進のスタイル・走り・安全性は実際どう? 【第1弾】
先代をさまざまな面で進化させた新型は優れたパフォーマンスが多くのジャーナリストに評価され、発表直後にもかかわらず第41回の日本カー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた。
新型レヴォーグはアイサイトXに代表される「先進安全」、新開発の1.8Lエンジンとスバルグローバルプラットフォーム(SGP)などによる「スポーティ」、優れた快適性や実用的なラゲッジルーム、さらにデジタル化を推し進めたコクピットなど「ワゴン価値」の3つを掲げデビューした。
国産車ではいち早く予防安全に力を入れてきたスバルだが、3D高精度地図データとGPSや「みちびき」などの情報を活用する「アイサイトX」では、輸入車勢が先行しつつあった最先端のADAS(先進運転支援システム)に比肩する実力を得た。
先代では1.6Lと2.0Lの2タイプのエンジンが用意されていたが、新型は新開発の1.8Lエンジン1本にしぼられた。この軽量かつコンパクトな直噴ターボエンジンは、低回転から高トルクを生み、扱いやすさと力強さを特徴としている。合わせて優れた動的性能に関わるポイントとしてSGP×フルインナーフレームによるボディ構造や、ダイレクトで自然な操作フィールを実現した新開発の電動パワーステアリングなども挙げられる。
コクピットも革新的だ。EXに標準装備(その他はオプション設定)されるタブレットライクな大型センターディスプレイやステアリングの奥に覗くフル液晶メーターなど、スバルの新世代コクピットの姿を目の当たりにできる。
グレード構成は大別してGT/GT-H、そして最上級かつスポーツグレードのSTI Sportの3タイプ。それぞれにアイサイトXを標準装備とするEXが用意されている。
第二弾では、スタイリングや安全装備のディテールをチェック!
スタイルワゴン2021年2月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]