現行30系アルファードにオフロードタイヤ!? 2021年、オフ系カスタムはボーダーレスに
足元だけでアウトドア感を
街が似合うミニバン×UP STYLE
UP STYLE ALPHARD／アルファード（30系）
日本を代表する高級ミニバンと言えば、誰もが頭に浮かべるのが、トヨタ・アルファード。グレードによっては新車価格が800万円に迫る、確かに高級車だ。そんなアルファードは昨年1年間で9万台が販売され、乗用車の年間販売台数ランキングで、なんと5位。上4台がヤリス、ライズ、カローラ、フィットとごく一般的な価格帯のクルマであることを考えると、驚異的な人気だ。
その人気はカスタムシーンでも比例していて、いま最もパーツが多く、人気が高いカスタムベースはアルファードに違いない。そうなれば必然的にライバル多数。カスタムしているとは言え、自分と似たような仕様を街中で見つけることはそんなに難しくないのかもしれない。せっかく“人と違う”を求めてカスタムしているのにね。
前置きがだいぶ長くなったが、そんなアルファード乗りにぜひ提案したいのが、このスタイル。ミニバン×UP STYLEだ。
このユーザーカー、手数はたったひとつ、タイヤ＆ホイールのみ。大口径とは言い難い17インチだが、無骨で力強いオフ系ホイールはそれだけで十分にインパクトがある。
さらにムチムチッとしたオフロードタイヤが、そのタフさを引き上げる。デリカD：5だけに任せてきたミニバン×UP STYLEの世界は、実は他のミニバンでも十分に楽しめるのだ。
なぜでしょう、それはガチのオフロードにいかない、あくまでも街で映えるためのスタイルのひとつだから。これにヒッチキャリアやちょいアゲのスプリングでも入れようものなら、だいぶお洒落に街を走れると思いません？
ホイールはオフ系メイクで大人気のデルタフォース・オーバル。しかも42ページで紹介している30アルヴェル専用モデルをいち早くゲット。30アルファードのUPSTYLE化は、SUVなどに比べるとタイヤの選択肢が少ないのがネックだが、このクルマは、純正225/60-17に対して、二回りほど外径が大きい235/65を選択。A/Tタイヤならではの力強い足元を存分にアピールする。
【DEMO CAR SPECIFICATION】
SUSPENSION 純正
WHEEL デルタフォース・オーバル（17×8.0J+35）
TIRE ヨコハマ・ジオランダーA/T G015（235/65-17）
スタイルワゴン2021年2月号より
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