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市場に流通している多くのモデルが標準搭載しているケースが多い「GPS」は、走行映像の録画だけでなく、走行時の速度や位置情報も同時に記録可能。自宅のPCで録画映像を見れるビューワーアプリがダウンロードできる場合もある。旅の記録など、趣味ユースにもGPSがあると最適だ。
実際に記録される映像の画角は、「水平」「垂直」「対角」とあり、数値が高いほど捕らえる情景(範囲)が増える。とくに水平画角は死角になりやすい左右の端を広く捕らえやすくなる。画角は数値が高いほど、左右が少しずつゆがむ傾向にあるので注意。メーカーのウェブサイト等で可能なかぎり確認を!
画質は1つの画像を縦横に分けた際の、網の目の割合(細かさ)。細かいほどより高精細に記録できる。高画質系であれば画質の切り替えが可能(例えばフルHDならHDに落とすなど、録画サイズを調整できる)。市場で多いのはフルHD系。モニターサイズは2.7〜3インチ程度。
種別 画素数
4K 3840×2160(約830万)
WQHD 2560×1440(約370万)
3M 2304×1296(約300万)
FULL HD(2K) 1920×1080(約200万)
HD 1280×720(約92万)
SD 848×480(約40万)
上位機種では、前方衝突警告や車線逸脱、発進遅延警告など、ドライブアシスト機能を搭載した機種もある。昨今の新型車には純正で装備される場合もあるが、装備が手薄である傾向が強い1世代前の車両ではとくに有効。カメラで拾える情報を元にした、2〜3種類のサポート機能がある。
当て逃げ、イタズラなどの防犯利用に役立つ駐車監視は、エンジンOFF 後に衝撃を受けた場合や、記録範囲内で動くものを感知した場合に、その前後映像を記録として残す。ただしほぼオプション。設定時間内で記録し続けるタイプのほか、動きを検知したときだけ記録する機種がある。
手持ちにスマホにドラレコの映像を転送できる、Wi-Fi(無線LAN)搭載機も。飛ばした映像をSNSにすぐアップできるので便利。事故状況を説明しやすやく、ドラレコ映像を趣味に活用するにも便利。
同じメーカー同士であれば、レーダーと相互通信できる機種も。トンネルに入りドラレコのGPSが途切れても、レーダーの速度情報を元に記録を正確に残せるほか、レーダー画面にドラレコの設定や映像を表示可能。ただし別売ケーブルが必要。
補正技術「HDR(ハイダイナミックレンジ)」「WDR(ワイドダイナミックレンジ)」が備わっていると、日差しの強い日中の逆光下やトンネルを出た直後、夜間走行時に起こりえるナンバープレートの数字の白飛びや黒つぶれを防げる。写真はイメージ。
録画映像は1枚ずつの静止画の連続。フレームレート(fps)は1秒間に録画できる枚数のことで、高い数値ほど録画枚数が多く映像がより滑らかに。ただし数値が高いほど録画時間は短くなるため、多くの機種ではフレームレートを落として録画時間を長くできる。売れ筋系機種は25〜30fpsくらい。
LED信号対策は?
暗い場所に強いSTARVISとは!?
装備が手薄である傾向が強い夜間の暗い場所でも、対象物の色や形を従来よりもハッキリと認識できる最新の監視カメラ用CMOSイメージセンサー技術。ドラレコにも続々と搭載され始めている。開発はソニー。
イベント録画
Gセンサー内蔵が基本。突発的な衝撃や速度変化を認識した場合に、事例が起こった前後の映像を上書きされない保護フォルダー内に保存する。記録時間を任意に選べる場合も。
常時録画
エンジン始動で録画が始まる機能で、録画時間はマイクロSDの容量と画質、フレームレートで変動。所定時間を過ぎると、古い映像から上書き。スイッチ操作での任意記録も可能。
音声録音
集音マイクが標準装備となっているケースが多いが、車内の会話を聞かれたくない、残したくない場合は音声を任意でOFFにできるなど、ケースバイケースで使い分けできる
*紹介した情報は、メーカー各社が発売する機種をベースに編集部が総合的にまとめたもので、機能搭載を確約するものではありません。あくまでも目安としてお読みください。*紹介写真の一部はイメージです。
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