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レヴォーグを人とは違う仕様に、より自分らしく。
やはりこれがカスタムの魅力のひとつ。
純正のスタイリッシュさをさらに引き立てるドレスアップから、運動性能を高めるチューニングまで、おさえておきたいポイントをズラリと紹介。
目指すスタイルや予算に合わせて、自分仕様をプロデュースしていく参考にしよう!
見た目の変わった感がわかりやすいカスタムの基本メニュー。
社外のホイールは純正より軽量なものも多く、運動性能アップの体感も可能だ。
サイズやブランドにより金額はまちまちだが、はじめの一步として効果的な方法のひとつ。
レヴォーグのGT-SやSTISportでは標準サイズとなる18インチ。
純正のサスペンションは標準のホイールサイズを前提にセッティングされていることもあり、運動性能を損なわないサイズといえる。
リム幅は標準が7.5Jとなるが、将来的に大型キャリパーの導入などを検討しているユーザーにはインセットを考慮しつつ8.0J以上を選びたい。
ルックスと運動性能を両立するベストバランスのサイズが19インチ。
兄弟車ともいえるWRXのコンプリートカーであるS4 tSやS207、S208なども19インチが標準となっている。
レヴォーグにも無理のないインチアップとしておススメのサイズだ。
リム幅は8.5Jのインセット+50前後あたりであれば(車高にもよる)フェンダーからはみ出すこともない。
より迫力ある足元を演出できる20インチ。
ただし金額は18、19インチに比べるとタイヤも含めて高額になる。
ホイールの外径が大きくなる分、タイヤの厚みが薄くなるので、カッコイイが乗り心地に多少影響が出る。
さらにブレーキローター径が標準のままだとリムとの隙間が気になるケースも。
合わせてブレーキチューンもやりたくなってしまうという、比較的上級者向きのインチアップといえる。
純正サイズ
17×7.0J+55 215/50R17
18×7.5J+55 225/45R18
おすすめインチアップサイズ
19×8.0J~9.0J +38~+45
20×8.0J~9.5J +35~+45
純正ホイールは17×7J、またはSTIスポーツ標準などの18×7.5Jがある。
いずれもインセットは+55。19インチであれば8.0J~8.5Jぐらいがオーソドックス。
20インチの大口径は、車高の下げ幅が大きくセットアップに関係してくる。
8.0J~9.5Jあたりが狙い目。際どいサイズの場合はプロショップに必ず相談しよう!
WRX STI(VAB)の純正ホイールは前期型全車と後期ベースグレードが18×8.5J+55、後期タイプSが19×8.5J+55というサイズ。
実はいずれもレヴォーグのフェンダー内に収まるサイズ。
特にWRX STIは標準でブレンボキャリパーが装備されるため、ビッグキャリパーへの換装も可能なのが魅力。
さらに前期モデルのタイプSには18インチBBS鍛造ホイールが採用されており、軽量高剛性のホイールとして狙い目だ。
オークションなどで安く手に入るケースもあるぞ。
いますぐにではなくても、この先ビッグキャリパーなどブレーキキットの導入を考えているのであれば、インセット+48より小さい数字を選びたい。
これはキャリパーが大きくなった場合に、ホイールのインナー干渉を防ぐため。
フェンダーとタイヤ&ホイールのツラをビッチリきめることで、クルマ全体の完成度がイッキに高まる。
積極的に狙っていきたいスタイルのひとつだ。
もっとも手軽なローダウンがダウンサス。
純正ダンパーをそのまま使用するため、価格もリーズナブル。
レヴォーグの場合、GT-Sグレードのビルシュタインダンパーはリアのおさまりが悪いというユーザーも多く、根本から乗り心地を変えたいオーナー向けにスプリングだけで乗り心地を向上させるものや、リアだけ交換できるダンパーも用意されている。
より低さを求めたい、さらに走りを高めたいという人には車高調キットがおすすめ。
ダンパーとスプリングを同時交換するため、より緻密なセッティングも可能だ。
さらにオフ会などで着地スタイルをアピールしたい人にはエアサスという手もある。
「このままじゃ走れないでしょ」なんていう非日常的なスタイルで、究極のローフォルムを実現できる。
車体のねじれを制御し、コーナリング時の安定性やサスペンションの動きをサポートする役割を持つ。
フロントサスをつなぐタワーバーなどは、手軽に導入できるパーツとして非常に人気が高い。
STI製の剛性アップパーツは乗り心地を損なわず、気持ちの良いコーナリングを実現できると人気だ。
STIからはリリースされていない車体前後端などに装着する剛性パーツも多くリリースされており、少しずづ装着して自分好みの乗り味に仕上げていくのも楽しい。
率が非常に高い。
装着率が非常に高いSTI製のエアロパーツは本格的な風洞実験も行い、空力性能アップも狙えるアイテム。
STIエアロは人気があるだけにより独自性を求めたいという人も多く、ハーフスポイラー、バンパー交換タイプなど、多彩なデザインのエアロを交換&追加する人も多数。
リップ系はさり気ない違いをプラス。ダクトや立体感のあるデザインで、スポーティさを加速させるエアロもラインアップ中だ。
フロント、サイド、リアの3点セットが定番となり、その他リアウイングやフロントグリル、フェンダーなどがある。
装着効果が非常に高いけど、その分金額も高めなのも覚えておこう。
フロントスポイラー
サイドステップ
リアスポイラー
リアウイング
フロントグリル
フェンダー
レヴォーグならではの流用チューンとして人気のVA型WRXフェンダー流用。
片側約7.5mmの拡幅で車検対応。本来プレスラインの関係でサイドステップもWRX用へ換装する必要があり、かなり高額な流用だが、シャイニングスピードのフェンダーガーニッシュを利用すればサイドステップはレヴォーグ用のままリーズナブルにスワップが可能。
VA系WRXのバンパーも完全ボルトオン。
フェンダーとのプレスラインが微妙に異なるが、言われないと気が付かないレベル。
フェンダー交換に比べ、手軽に気分を変えられるおススメのスワップだ。
もちろんフロントハーフスポイラーにはレヴォーグ用が使用できないが、逆にWRX用を使用できるため、カスタムの幅が広がるともいえるだろう。
レヴォーグ前期型に後期GT系バンパーを移植する場合はウインカー位置の問題で、ヘッドランプを後期型にするなどの対策が必要となる。
STI Sport用なら前後期同一であるほか、VA 後期用バンパー流用であれば輸出仕様やオートプロデュースA3のフォグカバーなどでバンパーにウインカーとフォグランプを装着することができる。
「スポーティ」という部分ではずすことができないアイテムがカーボン製のパーツだ。
特に鉄部分をカーボンに交換することで重量を軽減するという効果も。
見た目のステイタス性はもちろん、実用域でも性能アップを狙うことができる。
ただしFRP製商品などに比べると価格が高め。
カッコイイし、軽いし、欲しいけど予算がキツイ……なんて人は、シートやデカールなどを使ういわゆるラッピングでカーボン調にチャレンジするのもありだ。
最近のカーボンシートはリアル感も非常に高く、一昔前のプリント感がひと目でわかるようなモノじゃないので、そこらへんは予算に合わせてコーディネイトに加えていくのも一手だ。
「高級スポーティ=カーボン」は今も昔も超定番。積極的に取り入れたい。
サウンド、ルックス、エンジンフィールと、交換による満足度の高いアイテムがエアクリーナー交換とマフラー交換だ。
エアクリーナーは純正交換タイプとキノコタイプから選べる。
マフラーは純正と同じ左右出しが基本となる。
排気音はアイドリングの静粛性が高く、踏み込んだ時に気持ちのいい音を奏でるものがトレンド。
フィーリングも全体的にトルクの厚みを増すものが多いが、メインパイプ径が1.6L用で60φ以下、2.0L用で65φ以下ぐらいのサイズが抜けすぎず扱いやすい。
ハイパーレブ Vol.245 スバル ・ レヴォーグ No.4 (2020/7/31)より
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