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T.M.WORKS
ジムニーをはじめ、スズキが販売している現行軽カーの多くに採用されているR06Aエンジン。
ジムニーは低回転域のトルクを重視したターボエンジンとなるが、高速走行となると少々不満を感じるユーザーが多い。
しかしタービン交換などのハードなチューニングは、ビギナーにとってはちょっと敷居が高い。
そこで点火系チューニングを得意とするTMワークスは、手軽に効果を体感できるジムニー向けプログラムを用意している。
まずはドイツをはじめ海外でも高い人気を誇るチップチューニング、レースチップ。
同社は日本輸入・総発売元として、日本国内向けの対応車種を随時拡大している。
もちろん64ジムニー用もラインアップ。
レースチップとはいわゆるサブコンの一種で、本体をブーストセンサーに取り付けるだけで、パワー&トルクアップを実現。
純正のECUを書き換える必要はなく、追加するだけという手軽さが人気を集めている。
ジムニー用は最大20%のパワー&トルクアップを可能にするS、最大25%のパワーアップと最大20%のトルクアップが期待できるRSの2種類を設定。
現在の走りに不満を感じているジムニーユーザーは、ぜひレースチップを取り付けて純正との違いを体感して欲しい。
そして点火系を強化すれば、さらなるトルクアップが見込める。
TMワークスのオススメは、純正のイグニッションコイルと交換するだけで点火力がアップし、燃焼効率を高めるハイパフォーマンスコイル。
1本単位で販売しており、64ジムニーは3本必要。
「おかげ様でジムニー用のハイパフォーマンスコイルはかなり好評です。価格もそれほど高くないので、手軽に挑戦しやすいのが人気の理由だと思います」と同社の小林さんは語る。
なおハイパフォーマンスコイルに交換する際は、スパークプラグもセットで交換すると、効果を最大限に発揮できることを覚えておきたい。
最後はチューニングではないが、悪路などを走る機会が多いジムニー乗りにオススメしたいアイテムが「鹿ソニック」。
林道や山間部の国道などを走っていると遭遇しやすい鹿。
特に国道はスピードを出しながら走ることが多いため、もしぶつかってしまったらクルマに大きな被害が出てしまう。
鹿ソニックは本体に内蔵されたスピーカーから鹿が嫌いな高周波音を発して、鹿が接近するリスクを低減させるアイテム。
鹿以外には、イノシシやハクビシンなどの野生動物にも効果があるとのこと。
本体はコンパクトで、グリル内に設置すれば目立たない。
大切なジムニーを動物から守ろう!
過給圧を計測するセンサー配線に装着し、安心手軽にブーストアップが楽しめるレースチップ。
JB64用にはSとRSの2タイプをラインアップ。
Sは5段階、RSは6段階の微調整機能を装備する。
●価格
RaceChip S 3万円〜(税別)
RaceChip RS 4万5000円〜(税別)
●仕様
最新型ARM社製Cortex M3プロセッサを装備
動作確認用LED装備
基板の腐食防止のためナノ防水皮膜処理
FCI自動車用防水コネクター採用
耐熱プラスチックケース採用
微調整マッチングによりマップの選択可能
ブーストアップにより、Sでは13ps/16Nm、RSでは16ps/22Nmパワーとトルクがアップ。
獲得数値の差は、搭載ECUの処理速度によるものだ。
意外に見落とされがちだが、優れた点火はエンジン性能を左右する重要な要素。
ハイパフォーマンスコイルは2次電圧の上昇で点火力をアップ。
全数チェックによる信頼性や純正同等の耐久性の高さも魅力だ。
●価格:1万1000円(1本・税別)
●仕様
最大電圧45Kvを基準に設計し、安定した出力
点火2次電流を向上させ、点火力をアップ
1本単位での販売も可能だ。
↑ハイパフォーマンスコイル・レースチップ装着
レースチップのユニットはコンパクトだし、コイルは装着後ほとんど見えないので、ノーマル指向のユーザーも違和感はないはず。
いざ遭遇、接触となればタダではすまないのが鹿など野生動物との事故。
それを未然に防ぐためのアイテムが鹿ソニックだ。
エンジン連動でスイッチオンすると、鹿のいやがる35パターンの高周波音を発生するというものだ。
走行風で作動する鹿避け笛(税抜2000円)もラインアップ。
●価格;1万9000円(税別)
●仕様
人に聞こえない音でシカに警告
35パターンの音色で音慣れ防止
フロントグリル内に簡単取り付け
防水型スピーカー5機搭載
問ティ・エム・ワークス 0555-72-0546 https://tmworks-web.jp
Vol.244 スズキ ・ ジムニー&ジムニーシエラ No.7(2020/6/30)より
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