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BLITZ
日本を代表するカスタムブランドであるブリッツは、車高調も意欲的リリースしている。
とくに、アルファード&ヴェルファイアに向けては、スタンダードな『ダンパーZZ -R』とローダウン量に特化した『ダンパーZZ -R BB』、減衰力自動調整機能を搭載する今話題の『ダンパーZZ -RスペックDSCプラス』の3モデルをラインアップしている。
まずは乗り心地の良さ。開発は全て社内にて行い、ローダウンしても純正の乗り味を損なわないようにチューニングされる。
次に、高機能が挙げられる。減衰力32段階調整、全長調整式という車高調界でハイエンドとされる機能が標準で装備されるのがスゴイ。
最後にコストパフォーマンスの高さも大きな魅力の一つ。
これだけの高機能でありながら相対的に低価格で、スタンダードなダンパーZZ -Rの場合15万7000円だ。
アルファード&ヴェルファイア用はとくに乗り心地の追求に尽力しており、ダンパーZZ -R専用オプション品であるミラクルストロークアジャスターも用意。
いわゆるジオメトリー補正パーツで、さらなる乗り心地の向上が狙える。
見た目の低さ、カッコ良さと、乗り心地がトレードオフになってはならない。
ブリッツの車高調ダンパーZZ -Rがこれを重要視する理由が分かると思う。
そこから、目的に応じたモデルをチョイスするのが、失敗しない車高調選びに繋がるはずだ。
減衰力32段階調整+全長調整式という高機能を標準装備。
単筒式のショックはリニアに減衰力を発揮する44φピストンを搭載。
アッパーマウントなどへ積極的にアルミパーツを採用し高強度と軽量化にも貢献する。
価格 15万7000円
対応 全車
車高調整範囲[㎜] F-85~±0/ R-60~-25(2.5L2WDの場合)
バネレート[kgf/ ㎜] F6.0/ R9.5
FRONT
REAR
ストローク量を確保しながらローダウン可能な全長調整式。
この赤いロックシートを回転させることでショックの長さを変えられる。
アッパーマウント中央のダイヤルで減衰力を調整できる。
出荷時は中央値となる16段目なので、ココを軸にセッティングしていくといいだろう。
加速度(G)や車速に応じて減衰力を常に自動調整する話題のハイエンドモデル。
すべては室内にセットしたコントローラーで操作可能。
より小型化されたステッピングモーターがリニアに減衰力を調整する。
価格 22万5600円
対応 全車
車高調整範囲[㎜] F-85~±0/R-60~-25(2.5L2WDの場合)
バネレート[kgf/ ㎜] F6.0/ R9.5
コントローラー
ステッピングモーター
ダンパーZZ-Rをベースに基準車高調整幅を新規に設定。
ダウン量を大幅に増やし地を這うような車高短を実現する。
フロントのアッパーマウントはピロボール式を採用し、ダイレクトなハンドリングも楽しめる。
価格 19万7000円
対応 全車
車高調整範囲[㎜] F-115~-25/ R-130~-65(2WD 車の場合)
バネレート[kgf/ ㎜] F9.0/ R12.0
ダンパーZZ-R装着車に試乗。
純正のフワフワとして味付けから、車高調らしい引き締まった乗り味がすぐに体感できる。
イヤな硬さは無く、段差などをスマートにいなしてくれる印象だ。
対応:全車 価格:4万9800円
構造上ローダウンするとトーイン方向に変化するリアの足まわり。
これを適正値に補正できるアイテム。ミラクルストロークアジャスターと併用すれば最大5度のキャンバー角を付けることができる副作用もあり、深リム派にもオススメだ。
アライメント適正化前
アライメント適正化後
対応:全車 価格:4万4000円
ZZ-R/ZZ-R SpecDSC PLUS /ZZ-R BB専用オプション品
無段階偏心カム付きのロアブラケットに交換すれば、0度~5度までの範囲でキャンバー角を調整可能。
アライメントの最適化が図れる他、ワイドホイールを装着する時にも重宝するZZ-Rシリーズオプション品。
対応:全車 価格:4万8000円
ZZ-R/ZZ-R SpecDSC PLUS専用オプション品
ローダウンにより上がったロアアーム位置を適正化。
ロールセンターを補正すると同時に、減少したスロトーク量を確保することで、路面追従性がの向上やバンプタッチを減らして乗り心地を高める。
偏心カムによりキャンバー角の微調整も可能。
問:ブリッツ 0422-60-2277 https://www.blitz.co.jp
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