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ここまで「レクサスSUVのホイール選び」連載で挙げてきたホイールは、いずれもレイズ製品。もちろんそれ以外の選択肢も存在するのだが、レクサスとレイズの親和性が高いことも、事実。両者には何が通ずるのか。直撃してみた。
「分かりやすいのはボルクとVMFですね。ボルクは軽くて強くて機能性を追求している。それに対してデザインにこだわったのがベルサスで、VMFはそこに鍛造製法による静粛性もプラスしたデザイン鍛造。
それぞれ重視している要素は異なるのですが、両者には最先端の鍛造製法という、モノづくりへの、メイドインジャパンへのこだわりがあるんです。ホムラは鋳造で、ボルクのGシリーズの弟分的な立ち位置ですが、これもメイドインジャパンですから」。
メイドインジャパンのステータス性は、レクサスにも共通する。日本のモノ作りの粋を集めたハイエンドグローバルチャンネルであるレクサスには、やはりメイドインジャパンが似合うということか。
「モノ作りへのこだわりという面では、共通する部分もあるかもしれません。でも、機能性だったり快適性だったり、デザイン性だったり。レイズの製品に限らず、いろんなジャンル、価格帯での選択肢があるわけですし、どれを選ぶかは自由。
ただどれを選んでもらっても、レイズの製品であるならば、アプローチは異なるけれども作り方は同じ。どんなスタイルを目指すとしても、快適さならVMF、性能ならボルク、大人っぽさならホムラと、それぞれに見合う選択はできると思います」。
では実際に、レクサスの足元として相応しいホイールを間違いなくチョイスするためには、どんな要素に重きを置けばいいのか。
ステイタス性を高める大人っぽい選択が決め手。
「レクサスってプライベートだけじゃなく、仕事で使う人も多いクルマですよね。となると、あまり派手すぎるのは違う気もするし、ヤンチャに振るのもちょっと違う。実際に純正ライクなデザインが好まれる傾向もありますし、大人っぽく、デキる男っぽく見える高級感のあるホイールを選ぶというのが、重要になると思いますね」。
つまり、レクサスだからこそのステイタス性を、さらに引き上げることができる選択肢が、狙い目ということ。例えば静粛性を確保できる、鍛造、コンサバティブである、メイドインジャパンである、など。すべてでなくて構わないが、そういった上質なこだわりを持って作られるホイールが、レクサスにはジャストなのかもしれない。
「レクサスって、輸入車とは少し毛色が違っていて、トンガりすぎていないジェントルなステイタス性を持っている。それを崩さず、大人っぽく。ステイタスになる選択が大事なのかもしれませんね」。
取材協力:レイズ 06-6787-0019
https://www.rayswheels.co.jp