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電子ブレーキキャリパーのため、リアのみ純正のままというユーザーも現実多いアルヴェル。
アヴァンツァーレの新作は、キャリパーではなくローター側に着目した交換キットで、純正よりも大型なキットだ。
スリット&ドリルド加工入りとアピール力も強く、大口径ホイールを履いた場合に目立ちやすいスポーク奥のスカスカ感もしっかり解消できる。
そもそもブレーキの制動力はローターに依存する部分が大きく、遠心力が強い(ローター径が大きい)ほど効きが増す。
機能性の観点からもこのキットは歓迎すべきパーツなのだ。
かといってキャリパーが純正のままでいることに納得できないのであれば、そこはカバーで。
30系はハードダウン時にキャンバーが強く効くが、じつは電子ブレーキ対応の交換型キャリパーではボディ側のクリアランスが狭いため干渉する場合があるという。
カバーはあくまでも表側を加飾するためのもの。
ボディ側(内側)への突出量は変わらないため、干渉の危険性もないとのことだ。
ローター交換のみでもヨシ。
あわせてキャリパーカバーを使ってもヨシ。
お好みの選択で楽しもう。
ローター単品だけでなくキャリパーカバーと併せたい
アヴァンツァーレにはフロント、リアともにキャリパー&ローター交換型のフルキットもあるが、今回の新作はより手軽にブレーキチューンを楽しんでもらうべく、パーツを制限。価格も抑えている。ローターは放熱性に優れたベンチディスク。
カラーオーダーにも対応
ローター中心部のハウジングやキャリパーカバーの色は、要望にあわせた柔軟な対応が可能とのこと。色により追加料金が発生する場合も。まずは1度ご相談あれ。
左が純正、右が交換用。その差は比べるまでもなし。スリットやドリルド入りと、見た目もじつにスポーティ。貧弱さが瞬殺される。
【PARTS SPECIFICATION】
<リア356φビッグローターキット>
■価格:14万8000円/2枚セット
■対応:30系アルファード前/後期
<キャリパーカバー>
■価格:3万4000円/2個セット
■対応:30系アルファード前/後期
チューニングパーツにも力を入れるアヴァンツァーレでは、タワーバーのほか、ブレースと呼ばれる各種剛性アップパーツもある。
【PARTS SPECIFICATION】
<ストラットタワーバー>
■価格:2万4000円
<ボディブレース・リアメンバー>
■価格:2万円
<ボディブレース・フロアサイド>
■価格:3万5000円
問:アヴァンツァーレ 042-531-1916
https://www.avanzare.co.jp
スタイルワゴン2020年8月号より
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