- 週間ランキング
実際発表されたプロトモデルの反応は「想像以上にカッコイイ」「まるで欧州車のよう」「コレは絶対に売れる」など、ユーザー/ショップ/アフターメーカーの間で、かなり高い評価を得ている様子。
特にハリアー特有の水平プロポーションを継承しつつも、より滑らかなで上品なフォルムへと進化したスタイリングは、思わず見とれてしまうオーラがある。
正式発売は6月ということもあり、まだ憶測でしか話は進められないが、発売前にこれだけ盛り上がれるクルマはかなり希少。
ベース車としての性能はどうなのか? エンジンやパワートレインといった情報も欲しいところだが、スタイルワゴン的にはどうカスタマイズしたら面白いのか? に注力して発売まで様々な提案をしてみたいと思う。
ちなみにメーカーホームページでは触れられていないが、新型ではグリル中央のエンブレムがトヨタマークに。ハリアーの象徴だった鷹をモチーフにしたエンブレムがグリルから消えたのは、ハリアーファンにとっては唯一残念な変更かもしれない。
ヘッドライトやテールレンズなどのディテールは刷新されたが、ひと目でハリアーと分かるスタイリングは踏襲。気になるサイズはどうなのか? 新旧で比較してみたが(右表)、全体的にひとまわり大きくなった感じ。しかし全高だけが60系よりも30mm 低くなっている。これはカスタム的にローフォルムをアピールするのに大きなアドバンテージになるかも。60系ではなかった、リアドアからフェンダーへ向かって滑らかに伸びるキャラクターラインも印象的だ。
視界、見晴らしがいい開放的なインパネは従来型と大きく変わっていないが、色や素材の使い分けは新型になってよりすっきりした印象。馬の鞍をイメージしたというセンターコンソールは、両サイドにクローム調のガーニッシュを配置することでラグジュアリー感を向上させている。従来は9.2型ナビを中央へレイアウトしていたが、新型では12.3型のディスプレイオーディオに。静電式のヒーターコントロールパネルもイマドキ。
欲しい!! 調光パノラマルーフ
スタンダードな202ブラックのほか、黒真珠のような質感を再現したプレシャスブラックパール(メーカーオプション)など、全7色を設定。カスタマイズ感をアピールするなら、鮮やかで深みのあるカラーリングが魅力のセンシュアルレッドマイカ(メーカーオプション)に注目。
ハイブリッドとガソリンが設定されるが、従来モデルでラインアップされていたターボ仕様が現状用意されていない。ただしハイブリッドに4WD(E-Four)の他に、2WDモデルが追加されることで選択肢が広がった。Z.G には本革シートなどが搭載される「Leather Package 」を設定。
初代/10系 1997年〜2003年
2代目/30系 2003年〜2013年
3代目/60系 2013年〜2020年
4代目/70系(!?) 2020年〜
※本企画は2020年4月に公開されたデータを元に、編集部の予測を踏まえて記事作成をしております。実際に正式発売される市販モデルとは仕様が異なる場合があります。
スタイルワゴン2020年6月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]