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カスタム誌を中心としたフリーランスの編集者兼ライターであり、自らの愛車もかなりのお金をつぎ込みカスタムを実践。ドレコンにも参加しちゃうほどカスタムライフを楽しでいる岩田直人氏、通称“岩田部屋”。2つのプロ目線を持った岩田氏にカスタムすることの魅力、楽しみをユーザーかつ編集者の目線で教えてもらう新連載【カスタムの何でも質問受付処“岩田部屋”】をスタートします! 今回は第9回目!
見た目の迫力が大幅にアップするドレスアップテクニック、ローダウン。
ローダウンのやり方にも様々な手法がありますが、今回は代表的なものをご紹介したいと思います。
ローダウンスプリング(ダウンサス)
まずはローダウンスプリング(ダウンサス)の交換。
純正のスプリングと交換するだけで、車高が落ちるというアイテムです。
落ち幅はクルマによって異なりますが、約3〜5㎝前後。
数値的には物足りないかもしれませんが、リーズナブルなのが魅力。また街乗りがメインで、あまりベタベタに落としたくないという人にもオススメです。
車高調整式サスペンション
次にローダウンアイテムの中で今、最も定番と言える車高調。こちらは純正のスプリング&ショックアブソーバーと入れ替えます。
専用のレンチを使い、車高調に組み込まれた「シート」と呼ばれるリング状の部品を回すと、車高を上げ下げできるのが特徴です。
ダウンサスと比べるとダウン量の幅が広く、ミリ単位で車高を調整できるので自分好みの車高にセッティングしやすいです。
エアサスペンション
そしてスプリングの代わりにゴム製のエアバッグを採用して、空気の力で車高を調整するエアサス。
段差を回避する時はスイッチひとつで車高アップ、イベントやオフ会でアピールしたい時は瞬時にローダウンできるのがウリ。
価格が高く、クルマによっては車検時などに構造変更が必要になるのがネックですが、利便性は最も優れています。
予算や目的を考え、自分の理想に相応しいローダウンアイテムを選びましょう!
岩田部屋 IWATA-BEYA
ドレスアップ系雑誌をメインに活躍する、フリーランスのエディター&ライター。そのかたわら自身もセダンをドレスアップしており、イベントにも参加している無類の改造車好き。座右の銘は、「車高と腰は常に低くあれ」。