唯一10万台超えを果たしたシエンタが1位

前年より販売登録台数を下げたセレナが2位


新年を迎え、オリンピックイヤーとなる2020年に突入しました。今年の新型車はなにが発売されるか気になるところだけど、2019年はどのミニバンが売れたのかも気になったので、自販連(日本自動車販売協会連合会)の2019年1月〜12月の統計データをもとに、2019年に売れた新車ミニバンの販売登録台数トップ10を集計してみました。2019年も多くの新型SUVが投入されましたが、車名ごとの販売登録台数を見てみると、上位を占めているのはやはりミニバンで、人気があることは間違いなし。ここでは、統計データの月ごとの販売登録台数をもとに、2019年のミニバントップ10を紹介していこう。


1位 シエンタ 11万880台(前年比117.9%)



1位はシエンタ。昨年2位から大きく年間販売登録台数を伸ばし、首位に躍り出た。1〜6月の販売登録台数は5万926台で上半期2位であったが、7月に1万739台、8月に8745台を売り上げてセレナを逆転。それからトップを1度も譲ることなく、9月に1万3558台、10月に1万1190台、11月に1万705台、12月に7279台を販売。ミニバンで唯一10万台を突破し、年間王者となった。


2位 セレナ 9万2956台(前年比93.1%)



前年1位からランクダウンのセレナは2位。前年より販売登録台数は落としたが、9万台を突破している人気車だ。1〜6月の販売登録台数は5万3662台と上半期1位であったが、7月に8791台、8月に7714台とシエンタに月間販売登録台数で大きく差を付けられ2位に降格。それからは9月に9224台、10月に4313台、11月に4830台、12月に4422台を売り上げている。


3位 ヴォクシー  8万8012台(前年比97.0%)



前年と同じ3位のヴォクシー。1〜6月の販売登録台数は4万7834台で、フリードに約2000台の差を付けて上半期3位。それから、7月に8044台、8月に6887台、9月に1万178台と前年超えで推移していたが、消費増税後の10月に4394台、11月に5570台、12月に5105台と失速しても3位をキープしたままのフィニッシュとなった。


4位 フリード 8万5596台(前年比101.8%)



前年と同じ4位のフリード。1〜6月の販売登録台数は4万5548台で上半期4位であり、7月に7608台、8月に8000台、9月に8108台、10月に4368台、11月に6444台、12月に6520台と順調に台数を増やし、4位のままゴールイン。3位のヴォクシーには約2500台及ばなかったが、前年越えとなる販売登録台数を叩き出した。


5位 アルファード 6万8705台(前年比116.8%)



前年と同率5位のアルファード。1〜6月の販売登録台数は3万5265台で上半期5位に付け、7月に6228台、8月に4628台、9月に6523台、10月に5130台、11月に5748台、12月に5183台と消費増税した10月以外は前年同月より販売登録台数を伸ばしたことで、年間でも前年比を大きく上回る結果となった。


6位 ノア 5万2684台(前年比92.9%)



前年7位からランクアップしたノア。1〜6月の販売登録台数は2万9155台で上半期7位であったが、7月に4946台を売り上げ6位になってからも順調に販売を伸ばし、8月に3956台、9月に5912台、10月に4564台、11月に3135台、12月に2982台でフィニッシュ。消費増税後は大幅に販売登録台数が落ち込んだが、8台差でなんとか逃げ切った。


7位 ステップワゴン 5万2676台(前年比92.6%)



前年6位からランクダウンのステップワゴン。1〜6月の販売登録台数は2万9295台で上半期6位だった。しかし、7月に4715台として7位に降格。それから、8月に3548台、9月に5621台と前年より伸ばしたが、消費増税後の10月に3127台、11月に3364台、12月に3006台と巻き返すも及ばず、8台差で惜しくも7位となった。


8位 エスクァイア 4万2489台(前年比105.6%)



前年9位からジャンプアップしたエスクァイア。1〜6月の販売登録台数から好調で2万2284台の上半期8位。そこから7月に3821台、8月に3040台、9月に4438台、10月に2524台、11月に3413台、12月に2969台と年間を通して8位をキープした。余談になるが、ヴォクシー&ノア&エスクァイア3兄弟の販売登録台数合計は18万3185台と圧倒的。


9位 ヴェルファイア 3万6649台(前年比85.0%)



前年8位からランクダウンのヴェルファイア。1〜6月の販売登録台数は2万762台の上半期9位。下半期も順位を推移させることなく、7月に3359台、8月に2065台、9月に3478台、10月に2221台、11月に2477台、12月に2287台と低調のまま進み9位でゴールイン。話はそれるが、兄弟車のアルファードとの合計台数は10万5354台で、1位のシエンタに迫る販売登録台数を誇る。


10位 デリカD:5 2万85台(前年比148.8%)



前年トップ10圏外から順位をあげたデリカD:5。2月に新型になったことで1〜6月の販売登録台数は1万1924台と大きく伸ばし、上半期でも10位。そこから7月に1412台、8月に1115台、9月に2227台、10月に868台、11月に1215台、12月に1324台と消費増税した10月以外は前年月を大幅に上回り、昨年10位のオデッセイを寄せ付けず10位でのゴールとなった。


[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]



情報提供元: ドレナビ
記事名:「 2019年はどのミニバンが売れたかな?? ミニバン販売登録台数トップ10を大発表