- 週間ランキング
JB74Wジムニーシエラ リフトアップ
“前編”では、発砲ウレタンを用いて基本造形を探るところ、出幅を探るところ、削るところなど、エアロ開発の現場を見ることができました。なかなか見られないトコロなので、のぞき見できるのは嬉しいですね。
後編は、当然その続き。削ったところを戻す(やり直すため)トコロからスタートしました。アールを付けて発泡ウレタンをのこぎりでカットするトコロなど、職人さんのテクにayaちゃんもビックリ。
どうやらayaちゃん、“作っていく系”が好きなようで、ず~っと見ていられるみたい。「自分にできないことだから見入っちゃう」のだそうです。その気持ち、よ~く判ります!
発泡ウレタンを使った造形作業では、ホットボンド(温めたグルーで発泡ウレタンを接着します)を使うのですが、なんとayaちゃん、マイホットボンドを持っていることをカミングアウト。まあ、手芸などでも使うケースがあるそうなので、女の子が持っていても不思議ではないのですが。
造形作業では、面を出すのが難しいのです。クレイでの造形作業を見たことのあるayaちゃん、この辺りも先刻承知でした。
フェンダーは、当たり前ですが左右両方にあり、対称であることが求められます。そこで職人さんは、同じ角度に面が出るよう計測する専用の道具を取り出しますと、。こんな作業を経て、無事元に戻りました。
ここでイチローさんはバンパーを取り付けました。デザインの検討です。フェンダーのラインの繋がりを見るわけですね。
見てみると純正バンパーの両脇からさらに外側にフェンダーがきています。けど、「コレはコレであり!」とayaちゃんとイチローさんの意見が一致!? ノブレッセが製作中のバンパーは、両端を斜めにカットした造形(になる予定)なので、なおさら“コレであり”なのかも!
後側の繫がりも整えていきます。アールを帯びた造形で、馴染み具合もイイ感じ。ayaちゃんも満足している!? それから細かく細部を調整していきました。
高度な三次元測定機がなくても、左右対称に造形してしまう職人さん、凄すぎです! イチローさんは、「人間三次元測定機だよね!」「発泡ウレタンの神様!」と職人さんを絶賛。
そんな凄腕職人さんのサポートを経て、「ワタシの理想が出来上がります!」とayaちゃんも手応えあり。フェンダーも、着々と完成形へと向かっているようです。
HYPERLINK “https://youtu.be/onNG5NA-zL0”https://youtu.be/onNG5NA-zL0
これからFRPを貼り、塗装をして完成へと近づくわけです。
……が、それはまた次のお話しです。
(続き)
(その続き)
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ_小松ひろ]