- 週間ランキング
プジョーとシトロエンから、欧州車らしい個性派なトールワゴンが日本に上陸した。その名が、「プジョー・リフター」と「シトロエン・ベルランゴ」だ。
ミニバン、SUV、ワゴンの魅力を融合させたクロスオーバーなスタイルが特長となる2台は、独創的な意匠のエクステリアに、広大なユーティリティ空間は抜群の収納力や居住性を実現している。
ブランドは異なるが姉妹車となる両モデルは、共通となる軽量かつ高剛性なEMP2プラットフォームを採用し、フランス車らしい上質な乗り心地を体感できる。
先進の1.5ℓクリーンディーゼルターボに、電子制御8速オートマチックEATを搭載し、燃費性能に優れ130ps/300Nmの力強い走りと、アドバンスドグリップコントロール(プジョー・リフターのみ標準装備)による悪路走破性も特筆点だ。
さらに、最新の先進運転支援機能(ADAS)を搭載することで安全性の高さも魅力。自動ブレーキは歩行者も検知し、レーンキープアシストやブラインドスポットモニターをはじめ、停車までサポートする追従機能付きクルーズコントロールは、渋滞時の疲労軽減にも効果的だ。
すでに2019年10月に特別仕様車となる「Debut Edition」の国内先行販売が開始され、2020年1月以降に順次デリバリー予定となっている(すでに予約終了の可能性あり)。国内の正式導入が待ち遠しい注目モデルから目が離せない。
力強いフェイスと、フェンダーやサイド部分など、樹脂製のプロテクターを採用しSUV的な印象を与えてくれるデザイン。
包まれ感のあるコックピットは、操作性も良く豊富な収納スペースを備えることで、使い勝手も抜群。
2段がまえのポジショニングライトとヘッドライトなど、最新シトロエンらしいデザインを踏襲。全長4403mmにホイールベース2785mmと取り回しも良いサイズ。
5人乗りの後席は3座独立シートとなっており、個別に折りたたむことも可能。両側スライドドアで乗降性にも優れている。
ラゲッジスペースは最大2126ℓもの大容量に、最長2.7mの長尺物も置ける広さを実現。
ワンタッチでフルフラット状態にアレンジすることができるので、アウトドアやレジャーにおいても優れた使い勝手を発揮する。
両車に装備されている大型のパノラミックルーフは、電動サンシェード付きでセンター部分には調整可能なムードライトが備わる。
さらに、中央はバッグインルーフとして最大14ℓまでの収納スペースを確保。細かな荷物などを収納し、車内をより広々使うことができるのもうれしい。
【SPECIFICATION】
「PEUGEOT RIFTER」
プジョー・リフター
[Debut Edition]
価格:336万円
ボディカラー:全3色
問:プジョーコール 0120-840-240 https://www.peugeot.co.jp/
【SPECIFICATION】
「CITROEN BERLINGO」
シトロエン・ベルランゴ
[Debut Edition]
価格:325万円
ボディカラー:全3色
問:シトロエンコール 0120-55-4106 https://www.citroen.jp/
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]