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カスタム誌を中心としたフリーランスの編集者兼ライターであり、自らの愛車もかなりのお金をつぎ込みカスタムを実践。ドレコンにも参加しちゃうほどカスタムライフを楽しでいる岩田直人氏、通称“岩田部屋”。2つのプロ目線を持った岩田氏にカスタムすることの魅力、楽しみをユーザーかつ編集者の目線で教えてもらう新連載【カスタムの何でも質問受付処“岩田部屋”】をスタートします! 今回は第6回目!
純正のシートに被せるだけで、張り替えたかのような雰囲気を味わうことができるシートカバー。価格も張り替えと比べるとお手頃なのが魅力ですよね。
メーカーによっては、生地やカラーが豊富に用意されています。
一番人気は高級感があるレザーですが、肌触りが良いスエード調やファッション性が高いデニムなど様々な生地を採用するメーカーも増えています。
またドレスアップ以外に、純正シートの汚れを防ぐ目的で装着する人も多いですね。
そんなシートカバーですが、頻繁に乗り降りしているうちに座面などが擦れて破れてしまうこともあります。そんな時は、破れたところだけ交換してあげましょう。大手シートカバーメーカーは、補修用として部分ごとに単品販売を行っているので安心です。
しかし無名品などモノによっては単品購入できない場合もあるため、シートカバーを買う際は良く確認しておきたいところ。
あと使っていくうちに、シートカバーが汚れてしまうことがあります。特に白などの明るい色は、汚れが目立ちやすいのがネック。
簡単な落ちそうな汚れなら、布をぬるま湯にひたして良く絞ってから拭き、仕上げに乾拭きで水分をしっかり拭き取ります。
ビニールレザーならこの方法でだいたい落ちますが、スエード系は毛羽立ちやすいのでやさしく拭き上げ、仕上げは柔らかいブラシで毛並みを丁寧に整えましょう。頑固な汚れは、市販のシート用クリーナーを使うのがオススメ。
さらに縫製部分など、レザーの谷間のようになっている部分にはホコリがたまりやすいので、掃除機などで掃除しておくことが大事。
汚れたらすぐに対処するようなマメなメンテナンスを行えば、長く使うことができますよ。
岩田部屋 IWATA-BEYA
ドレスアップ系雑誌をメインに活躍する、フリーランスのエディター&ライター。そのかたわら自身もセダンをドレスアップしており、イベントにも参加している無類の改造車好き。座右の銘は、「車高と腰は常に低くあれ」。
スタイルワゴン2020年1月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]