時代、トレンドとともに変化してきたデザイン

バンパーエアロの系譜



バンパーエアロといえば、純正にはないデザインを手に入れ、誰よりも目立ちたい! という、カスタムの醍醐味を十二分に味わえるボディキット。その歴史は張り出し系のVIPからはじまり、様々な流行を築いてきた。そんなバンパーエアロの歴史をアドミレイションのエアロシリーズでプレイバック。


2003年 VIP STYLE ワイド&ローの存在感


admiration/アドミレイション

TOYOTA_30ESTIMA






1994年アドミレイションの創立とともに誕生したエアロシリーズ。前方向への張り出し、下方向への厚みともに抜群で、VIPの王道的デザインとして一世を風靡。160系アリストをはじめとするVIPセダンからスタートし、ミニバンでも大ブームに。2003年に登場した30エスティマでも人気を博した超ロングセラーシリーズだ。


2006年 LUXURY STYLE 小振り系の上質ライン


Belta/ベルタ

TOYOTA_50ESTIMA






張り出し系エアロとは対照的に、エアロサイズを小さくし、丸みを与えたラインで作られた新しいエアロスタイルがラグジュアリー。ベルタはエアロを小振りにしつつも、適度なボリューム感を与えることで優雅なスタイリングを打ち出した。VIPでは長方形のフォグランプ(ランクル100純正などが多かった)が主流だったが丸型に。


2012年 EURO SPORTS STYLE 過激なほどにレーシー


RICERCATO/リチェルカート

TOYOTA_20VELLFIRE






小振りのエアロでは物足りない……、そんな時、トップユーザー達がこぞって取り入れたのがスーパーカー的カスタム。大きなバンパー開口部やダクト、ディフューザールックによって時代はユーロスポーツへ。レクサスやアルファード&ヴェルファイアといった、フラッグシップ車に向けたリチェルカートは過激さの中にも洗練された上質さを投入。


2019年 SIMPLE STYLE


Belta/ベルタ

TOYOTA_30VELLFIRE






ラグジュアリースタイルの追求をテーマに掲げるベルタが、新たに打ち出した提案が純正フォルムとの共存。バンパーエアロの魅力である、純正との明確な違いを表現しつつも、純正の良さも引き立てるようなデザイン。30後期ヴェルファイアでは、バンパー両サイドへ純正のメッキガーニッシュを流用するなど、ヴェルらしさを残した仕上がりに。



情報提供元: ドレナビ
記事名:「 ミニバンカスタムのブームの変遷をバンパーエアロでプレイバック!|アドミレイション