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カスタム誌を中心としたフリーランスの編集者兼ライターであり、自らの愛車もかなりのお金をつぎ込みカスタムを実践。ドレコンにも参加しちゃうほどカスタムライフを楽しでいる岩田直人氏、通称“岩田部屋”。2つのプロ目線を持った岩田氏にカスタムすることの魅力、楽しみをユーザーかつ編集者の目線で教えてもらう新連載【カスタムの何でも質問受付処“岩田部屋”】をスタートします! 今回で第三回目。まずはかる〜く、カスタムすることの魅力を教えてもらいます!
インチアップと共に、ドレスアップの「はじめの一歩」と言っても過言ではないローダウン。
ダウンサスや車高調、エアサスといったアイテムを使って車高を落とすことですね。
ローダウンするとクルマの重心が低くなり、地に根を張るかのごとくドッシリとした雰囲気が出ます。するとノーマルとはちょっと違った、イカツさやワルっぽいオーラがクルマからジワジワと出てきます。そこがローダウンの最大の魅力と言えます。
また車高を落とすことによってクルマに安定感が備わり、走行性能の向上も見込めます。例えば直進安定性が向上して車体のふらつきが改善されたり、コーナリング時の踏ん張り感がアップするなどのメリットがあります。
特に背が高いミニバンなど、横揺れの影響が大きいクルマほど「ローダウンしたら走りが変わった!」と実感できるかと思います。
しかし!車高を落としすぎるのも問題。
ハンドルが全開に切れなくなったり、タイヤがフェンダーの内部に干渉しやすくなるなど、走りに支障が出てしまいます。筆者もかつては若気の至りで愛車の車高をベタベタに落として、下まわりをガリガリと擦りながら走っていました(汗)。
これでは乗る度にストレスがたまっちゃいますよね。そして車検も、最低地上高9㎝以上を確保していないとパスできないので注意しましょう。それなりにデメリットもありますが、見た目のカッコ良さや走りを追求するならローダウンは必要不可欠ですね!
岩田部屋 IWATA-BEYA
ドレスアップ系雑誌をメインに活躍する、フリーランスのエディター&ライター。そのかたわら自身もセダンをドレスアップしており、イベントにも参加している無類の改造車好き。座右の銘は、「車高と腰は常に低くあれ」。