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さまざまな大人の事情により、輸出されるクルマは国ごとに仕様が異なっている。その最たる例が右だったり左だったりするハンドル位置なんだけど、それ以外にもマニア心をくすぐる微妙な差異が多数存在するのだ。そこでハワイ大好きなTAICHI氏にUS仕様の何たるかをレクチャー願おう!!
絶妙な色味で高級感をプンプンと匂わせるレガシィB4は、アメリカのナイスミドルが街乗りしてそうな雰囲気。ボディは北米スバルの純正カラーでオールペイントした上で、これまた北米純正クロームメッキ仕立てのアルミホイールも装着。もちろん、国内仕様とはデザインが全く異なるフロントバンパーやグリル、燈火類やサイドミラーもUS仕様に変更済みだ。
ちなみにBM9型のリアバンパーに関しては日本仕様と同形状とのこと。
こだわりの極め付けは内装でオーディオはおろか、シートまで北米純正パーツだって言うから脱帽っす!!
並べて比較すれば一目瞭然なんだけど、フロントバンパーは日米でまったく異なるデザイン。バグガードも向こうっぽいよね!!
セダンでも広々トランクスルー♪
スモークのかかっていないリアウィンドウの素ガラスもわざわざ北米のパーツを取り寄せて組み込んでいるんです。
単なるエンブレムじゃん!?と突っ込むなかれ。北米仕様のエンブレムは国内のソレよりサイズがデカイのであります。
ドアミラーは周囲のガワもミラーも北米のものに交換。英文の余計な注意書きが雰囲気を盛り上げてくれるのです。
何てことないデザインのアルミホイールにメッキをかけちゃうのもUS流儀。このセンス見習いたいっす!!
あえて2DINスペースを潰してUS純正オーディオをインストール。周波数の異なるFMラジオとか聴けるのかな!?
こちら3世代前のB4は前後バンパーや燈火類の外装に加えて、サンバイザーやセンターポケットを北米仕様の純正パーツに交換済み。素人目にパッと見の違いは見出せないが、指摘されると思わずニヤッとしてしまうツウなスタイルだ。
ちなみにペタペタのローダウンはトラストの車高調で実現しており、STIの2本出しマフラーも含めて「日本に憧れるアメリカ人が、日本仕様にカスタマイズしたJDM仕様」をイメージ。説明を受けなきゃ意味のわからんディープな設定も含め、USスタイルなカスタムが奥が深くて楽しいのであります!!
USバンパーは、前後に長~い♪
顔まわりはバンパーやヘッドライトを北米パーツに。ノーズは長く、コーナーマーカーは内部のバルブが光ります!!
USテールはウインカーレンズも赤色で国内の道交法に抵触するけど、オレンジのLEDバルブで解消できる!?
片側2本の両サイド出しマフラーはSTI仕様のものに換装。アメリカ人もSTIブランドに憧れがあるみたいですよー。
このデザインのホイールは国内モデルでも見かけるじゃん!?と思ったアナタ。センターキャップが違うんです!!
時計や外気温を表示するディスプレイ上段には北米向けの小物入れをセット。国内仕様はどうなってるんだろ!?
サンバイザーは北米仕様化で定番となっているアイテム。コーションラベルが英文になっているのが雰囲気なのだ。
抜群のセンスを持ち合わせるショップスタッフが厳選した旬なカスタム車両を取り揃えるクルマのセレクトショップ。スバル車にも注力しており、常に複数台の在庫車両をキープしているとか。
今回取材させていただいた車両も店頭在庫(7月中旬現在)で、BL5は車両価格38万円、BM9が60万円の値札が付いていました!!
住所:千葉県四街道市中台617-7
tel.043-432-7019
営業時間:10:00~19:00(水曜定休)
スバルスタイルvol.003より