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日本を代表するLクラスの高級ミニバン、アルファード&ヴェルファイア。その大きく存在感溢れた巨艦には、やはり大口径のホイールが似合う。
今のところアルヴェルが現実的に履ける最大口径は22インチ。しかし22インチともなると、「純正外径キープ」というセオリー通りのタイヤサイズは245/30となる。
タイヤの厚みはだいぶ薄く、けっして乗り心地が良いとは言いがたい。さらに、リムと路面との距離が近く、ホイールを傷付けてしまう可能性も高まってしまう。
それでも22インチを履きたい!という人にそんなネガティブ要素を払拭できるお薦めテクが、タイヤ外径のワンサイズアップだ。
MKWの大口径モデル、MK‐007を履くアルファードは、神奈川県横須賀市のプロショップ、エム・コンフィデンスが手掛けたデモカー。標準的なタイヤサイズよりも一回り大きな255/35をセットする。
これによりタイヤ内の空気量は増し、乗り心地やリムの傷付きの不安は改善できる。外径が大きくなるため、激しめなローダウンをするとフェンダー内に干渉する可能性が出てくるが、アルヴェルはそもそもフェンダー内が広く、255/35サイズでも、適度なローダウンであれば、ステアリングを全開に切ることも問題ない。
存在感抜群の大口径、適度な低さ、上質な乗り心地を兼ね備えた、トータルにスマートな足元を求めるならば、「タイヤのワンサイズアップ」を検討する価値はある。
浮いた分の車高は、デモカーのように、旬のフラップ系エアロでカバーするなど、スタイルアップの手立ては豊富だ。
【DEMO CAR SPECIFICATION】
エアロ:F=ストンピンアーク
ホイール:MKW・MK-007(22×9.0+35)
タイヤ:ヨコハマ・パラダ スペックX(255/35-22)
問:エム・コンフィデンス 046-836-1237
http://www.m-confidence.com
スタイルワゴン2019年10月号より
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