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[車内泊旅をさらに楽しむための快適GOODS Selection]
快適な車中泊には欠かせない就寝用のマット。
経験値の高い人になるほど「なかなか寝心地の良いマットってないんだよなあ」という悩みを抱えていたりするものだ。そんな人にこそ知ってもらいたい新商品が、千葉県多古町にあるフォレストオートが開発した「FAFパーフェクトマット」である。
同商品の芯材として使用されているのが、100%天然発泡ゴムでできた“Bodydoctor(ボディドクター)”という素材。
一般的なウレタン製マットは加工製造が容易な反面、硬すぎたり、柔らかすぎたり、性能にバラツキがあるのも事実である。一方、特殊なノウハウを持つ工場でなければ製造できない100%天然ゴムのボディドクターは、低反発でも高反発でもなく、圧力と同等の力で反発する「正反発」を実現。実際に寝転んでみると、自分の体重に対して適正な反発力を返してくれる印象で、寝返りに対してもしっかり追従してくれる。まさに「正反発」という表現の意味を実感することができる。
開発のきっかけは、バイク好きでもあるフォレストオートの戸森代表が、ボディドクターを使用したオートバイ用疲労軽減マットの「バイク座シート」の存在を知ったこと。その座り心地の良さに感激し、ぜひ車中泊用マットを作りたいと、ボディドクターとの共同開発を実現させた。キャンパーでの使い勝手も考慮して開発されたFAFパーフェクトマット。最高の寝心地を提供する車中泊用マットの登場だ。
もともとマットレス用素材として製造されているボディドクターは、100%天然ラテックスでできている。
ヘビアブラジリエンスというゴムの木から採取する樹液を原料に、空気だけで発泡。独自の多孔質構造を持ち、人体の皮膚硬度に近い弾力で安眠を促す。手に持ってみると一般的なウレタン素材より明らかに重たく、ずっしりとした手応えを感じる。その比重の高さもまた、寝心地の良さを生み出す源となっているようだ。
そのボディドクターを使ったFAFパーフェクトマットは、車中泊という特殊な用途に合わせた使い勝手の良さを実現させている。
正反発で身体を支えるボディドクターの下に、車体のゴツゴツを伝えないためのウレタンを敷くハイブリッド構造を採用。5.5cmの厚みが確保されており、左に並べた一般的なマットと比べても違いは一目瞭然だ。
ボディドクターのロゴとファスナーが下に来るようカバーされているので、上下層を間違える心配もない。
60cm×60cmの3枚ワンセットとなっており、ファスナーを使って連結と分割が自由にできる仕組みとなっている。
コンパクトに収納できるため、車内に積みっぱなしにしていても気にならないし、逆にテントや自宅な
どクルマ以外の場所にも持ち運びしやすい。
ユーザーの用途に合わせた利便性は、さすが専用開発された商品だ。
フォレストオートの戸森代表は、FAFパーフェクトマットを開発した経緯を「自分も良くキャンプに行きますが、市販のマットって一晩寝ると必ずどこか痛くなるんですよね(笑)。弊社のユーザーさんは車中泊している方も多いので、本当に良いマットを提供できないかとずっと考えていたんですよ」と語る。
難燃素材のカバーは取り外して洗濯できるようにするなど、使い勝手も追求。
これで完璧!という想いが商品名に反映されている。
問:フォレストオート
tel.0479-75-2726
URL:https://www.forest-auto.com
ライトキャンパースタイル 2019年8月26日発売号より
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