- 週間ランキング
そして先日、結局補修部が入手できず、買い替えという苦渋の決断に至りました。
まず、メーカーからの新品部品の供給が打ち切り、いわゆる製造廃止・製廃が発覚し部品の入手方法で思いついた方法が
・今付いているアクチュエーターを修理する
・入手可能な他車種の部品を流用
・解体業者、リサイクル部品業者から同型車の使用可能な中古部品を探す
まずアクチュエーターの修理ですが、ネットで「ABSアクチュエーター オーバーホール」検索するといくつか、ABSアクチュエーターの修理を請け負っている業者の情報がヒットしたのですが、修理可能なのはABSアクチュエーターの制御ユニット部分であり、フルード漏れといった機械本体の故障には対応できないとのこと。
基本的にアクチュエーター本体は1体物同然であり、中の部品は修理を想定して設計されていないとのこと。ごく稀にOリングのゴム部品が汎用品で同じサイズがあり交換して直したケースもあるようですが、部品の性質上安全性の面で好ましくないようです。
また入手可能な他車種の部品流用ですが、クルーを複数台「コレクション」している友人に聞いたところ、日産のFR車の既存コンポーネンツの流用で作ったクルマというイメージとは逆に、意外やクルーのABSユニットは専用設計でしかも初期型用と後期型用があり、同系統の日産車のABSとは互換性がないそう。とはいえ、ダメ元でR31ハウスのジャンクヤードにある膨大な80~90年代の日産のFR車のABSを見てまわってみました。しかしどれも形状が違い、一見互換性が高そうなY31セドリック・グロリアもまったく違うABSアクチュエーターがついていました。