- 週間ランキング
以前から1980~1990年代の日産車に乗っている知人から岐阜県に「R31ハウス」(柴田自動車株式会社)というその名の通り、R31スカイラインの専門店が存在し、R31スカイラインなら直らないクルマは無い、ストックヤードには3桁近い台数のR31スカイラインが並んでいる、オーテックやGTS-R等の限定モデルで、現時点で現存する個体でR31ハウスの手の入っていない個体は無いというウワサを耳にしていました。
もっとも、筆者の場合は1970年代以前のセリカとスバル360という門外漢なので縁が無いと思っていたのですが、R31以外の同年代のクルマも扱ってくれるという話を聞き、「藁にも縋る」思いでR31ハウスにお邪魔してみました。
CL CARS読者の皆様のなかにもR31ハウスの名前を知っている人は相当数おられるかもしれません。もしかしたら、現に愛車をR31ハウスに預けているというスカイラインオーナーの方もおられるのではないでしょうか?
「とりあえず、使えそうなABSアクチュエーターは無いか探してみましょうか」とヤードに案内されると…
なんとヤングタイマー世代のスカイラインの山!前後左右どこを見てもR31スカイラインしかありません。これでもストックのごく一部です。
文字通りスカイラインが稜線(スカイライン)を描いています。ほとんどがR31型スカイラインですが、一部Y31セドリックやR32、33スカイライン等のヤングタイマー世代の日産のFR車で埋め尽くされていました。とはいえ、さすがにR31ハウスといえども日産クルーのストックはありませんでした。
R31ハウスさんのご厚意で、工場内も見せていただけました。防錆処理技術が格段に進歩した1980年代以降のクルマでも30年も40年もたてば錆や腐食と無縁ではいられないようで一見なんともないように見えても、やはり水のたまりやすい箇所は腐食が進んでいるケースが多いようです。
かくいう筆者のクルーも雨どいやリアガラスのシール部分からサビが発生していて、出来る事ならいつかはボディレストアもしたいのですが…