独自動車大手のダイムラーは13日、ハラルド・ヴィルヘルム氏が4月1日付で取締役に就任すると発表した。2019年5月22日の株主総会後に、現在のボド・ユッバー取締役の後任として、財務・コントローリングおよびダイムラー・ファイナンシャル・サービスの担当取締役となる。任期は3年。ユッバー取締役は、2004年12月から同職を務めており、株主総会で取締役を退任する。ヴィルヘルム氏は1966年4月生まれの53歳で、現在、欧州航空機大手エアバスの最高財務責任者(CFO)を務めている。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、同氏は昨年5月、エアバスのCFOを2019年春に退任すると発表していた。



ダイムラーは昨年9月、ディーター・ツェッチェ氏が2019年5月の株主総会で、社長および乗用車部門メルセデス・ベンツ・カーズの経営責任者を退任すると発表した。後任として、オラ・ケレニウス取締役が新社長およびメルセデス・ベンツ・カーズの責任者に就任する。任期は5年。ツェッチェ社長は、2年のクーリングオフ期間を経て、2021年の株主総会で監査役会会長に就任する予定。


[提供元/FBC Business Consulting GmbH]


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情報提供元: CL
記事名:「 ダイムラー、財務担当取締役の後任決定