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同システムでは、学習機能により、シートの位置や空調などの設定、頻繁に訪れる場所などドライバーの習慣や好みを学習することができる。例えば、「ヘイ、BMW、寒い」と話しかけると、具体的な温度を言わなくても、温度設定を変更することができる。
また、呼びかけの名前は、BMWの代わりに例えば「チャーリー」など、好きな名前を覚えてくれる。ベースとなるのは、ポータブル・デジタル式の顧客プロフィール「BMWID」で、この顧客プロフィールがドライバーと車両、デジタル技術を連携する基盤となる。
また、マイクロソフトのクラウド型のOffice「Office365」とWeb会議やインターネット電話などで構成されるクラウドコンピューティング型サービス「SkypeforBusiness」により、電話会議への接続やメールの読み上げ機能の利用を可能にした。
ソフトウエアのアップデートは遠隔操作(リモート)で行われるため、ディーラーに車両を持ち込む手間をかけずに新しい機能などを追加することができる。
同システムは、2019年3月から、23種類の言語で提供を開始する。BMWの新型「3シリーズ」では、2018年11月から予約することができる。また、BMWのオペレーティングシステム7.0を装備した「X5」、「Z4」、「8シリーズ」では、2019年3月からリモートのソフトウエア・アップデートにより、同システムを利用できるようになる。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]